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お気に入りと出掛ける わたしのお気に入りvol.2 小田垣栄司さん「テーラーで仕立てるブラックのスーツ」

2017-11-28

株式会社ノヴィータの創業者で、新規事業の企画や立ち上げなどを手掛ける小田垣栄司さん。そんな小田垣さんのお気に入りの一着はテーラーで仕立てるスーツなのだそう。小田垣さん曰く「いいスーツは心が高ぶるけど体はリラックスする」のだとか。そんな小田垣さんに、仕立ててもらうスーツの魅力や、スーツを仕立てるようになってからのご自身の変化についてうかがいました。

自分のライフスタイルに合わせてスーツを仕立ててくれる

僕のお気に入りは、ブラックのスーツです。

30歳になる節目で「30歳になったんだから、そろそろちゃんとしたスーツを着た方がいい」と知り合いから言われて、テーラーを紹介してもらったんです。

驚いたのが、スーツとは全く関係ないことばかり聞かれたこと。

「立ち仕事が多いのか」、「スーツを掛けるハンガーが席にあるのか」。「鞄はどっちの手に持って歩くのか」。「自転車には乗るのか」。
そんな質問ばかりでした。どんなスーツが好みなのかは聞いてももらえませんでした。

座り仕事だと膝やお尻、腰骨に当たる部分にテカリが出やすい。柔らかすぎたり毛足が長い生地を使うと、余計にテカリが出て格好悪い。鞄を持って歩くなら持ち手の方が擦れるからその生地はおすすめできない。と、丁寧に説明をしてくれたんです。

お客さんのビジネスのスタイルに合わせてコンサルテーションしてくれるところだったんです。見た目が良くてかっこよく、きちんとした生地でしっかりしているなど、ビジネスマンとしての当たり前の話は、聞くまでもない。そのうえで、肩がこることもなく着ることができて、かつ、長持ちするスーツを仕立ててくれていたのです。スーツに関して「かっこいいスーツが欲しい」くらいで何の知識もなかった僕に、わかりやすく説明してくれて、「仕立てるって奥深い!」と思いました。

ちゃんと採寸してもらって仕立てると、やっぱり既製品とは全然違いますよね。体へのフィット感だけでなく、着ている間の僕の気持ちや心持ち、行動や言動も変えてくれるんです。

スーツはテーラーで作るブラックだけ

スーツをオーダーするときは、イタリアとイギリスの生地で、柔らかいものと硬い素材を選んで作ります。シャツも白しか着ません。実は洋服を選ぶのが苦手で、柄が入っていると選ぶのが余計に難しくなっちゃうんです。

少し前までは夏物と冬物を毎シーズン、生地を変えてオーダーしていました。歳とともに太ってスーツが入らなくなることが多くて、買わざるを得なかったんです。でも、数年前からヨガで体を鍛え始めたら体型をキープできるようになったので、最近は買いに行く必要がなくなりました。

いいスーツを着ていると、心は高ぶるけど体は落ち着くんですよね。オーダーメイドする前は既製品のスーツを着ていたので、いいスーツを着るようになって違いが分かるようになりました。見た目と心はビシッとしているのに、Tシャツを着ているときと変わらないくらい体はリラックスできます。

スーツのお手入れの仕方が変わった

既製品のスーツを着ていた頃と比べて、大きく変わったのはお手入れ方法です。

まずは、普段のお手入れ。いい生地で作ったスーツだと、着たあとにきちんとブラッシングして、プリーツを合わせてハンガーにかける。夏場なら汗抜き用のスプレーをかける。これはいい生地だからというよりは、買い手のスーツに対する気持ちの問題かもしれません。

脱いだあときちんとハンガーにかけておくと、生地自体の重みでシワにもなりにくいんです。テーラーいわく、いい生地で仕立てられたスーツは、肩と腕、肘で全体のバランスが取れるようになっているそうですよ。

クリーニングの出し方も変わりましたね。オーダーメイドのスーツにしてから、クリーニングに出す回数が圧倒的に減りました。

夏物も冬物も3〜4着のスーツを着まわします。毎日スーツを着るビジネスマンに比べて着る機会が少ないのもあるけど、一度着たスーツは1週間以上着る機会がありません。実際に僕がスーツをクリーニングに出すのは月に一度もないと思う。いい生地できちんとお手入れしていると、その頻度でもプリーツが取れるようなことはありませんね。

最短で信頼関係を築くためのカギ

初めて会う人に好印象を与えるには、まずは身だしなみを整えることが基本。僕の仕事柄、新しいビジネスを始めたり、企業提携の提案が多いこともあって、フルスピードで信頼関係を築く必要があるんです。

だからこそ、初めての取引先を訪問するときは、必ずスーツを着て行きます。きちんとスーツを着て会社概要を持って、鞄も名刺入れも、靴も腕時計に至るまでちゃんとしたものをつけていくようにしているんです。

最近は会合に出るオファーも増えてきたので、そんなときもスーツで出向きます。そこにスーツ好きな人って必ずいるんですよ。大抵何人かと目が合います。いいスーツを着ていたり、いい時計をしていたり、いい鞄を持っている人って「あ、この人スーツ好きなんだな」ってお互いわかると思うんです。ちゃんと手入れしてものを大切にしている人もお互いにわかる。そういう人とは自然と打ち解けやすいですね。同じブランドの鞄を持ってたら、話が合うでしょ。少しでも仲間意識が芽生えると急速に信頼関係を築くことができるから、そういう意味でもスーツは僕にとって大切なアイテムです。

洋服は自分の役づくりをするための「衣装」

スーツはブラックオンリーだけど、見ての通り普段はすごくカラフルです。

普段はこんな僕なので、本当はスーツを着ること自体が気恥ずかしいんだけど、スーツを着ると普段と全く違う自分になります。いいスーツを着るといいオーラを纏うことができるような気がするんですよね。

そういった意味でも、洋服は僕にとって役づくりのための衣装。何かをするときは衣装に着替えると、気持ちがスッと切り替わります。

衣装はスーツだけでなく、普段着も同じ。子供を連れて走りに行くときも、僕だけ必ずランニングウエアに着がえます。自転車に乗るとなったら自転車から選ぶ。いわゆる見た目から入るタイプなんです(笑)。

プロフィール

小田垣栄司

1978年、兵庫県出身。東京学芸大学教育学部卒業。2006年に株式会社ノヴィータを創業、WEBマーケティング、システム開発を行う。現在は代表取締役会長として、新規事業の企画や立ち上げ、先進的取り組みをしている企業への投資などを手掛ける。

 

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