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お気に入りと出掛ける わたしのお気に入りvol.4 小林昌樹さん「お父さんのおさがりのパーカー」

2017-12-13

株式会社デイトナ・インターナショナル FREAK’S STORE事業部 Eコマース部の部長として、WEBサイトの運営管理を担当する小林昌樹さん。そんな小林さんのお気に入りの一着は、お父さんがアメリカで買ってきたパーカーだそうです。持っているお洋服の中で最も古く、35年間大切に保持しているのだとか。今回は小林さんに、そのパーカーや洋服に対する想いについてお伺いしました。

アメリカを意識するきっかけになった一着

このパーカーは80年代に父がアメリカ出張のお土産に買ってきたものです。杢グレーに赤紺のcarmel cariforniaのロゴ、USAのラインがまさにアメリカ!って感じのデザインですよね。

当時まだ幼児だった僕は、父がどこに行ったのかわかっていませんでした。小学生になると映画『E.T.』や『Back to the Future』が公開されて、TVではアメリカのヒット曲を紹介する番組『ベストヒットUSA』が放送されていました。家でそんな番組をみながら父がパーカーを着ている姿を見て「あのパーカーのアメリカか!アメリカってあんなところなんだ!」と、気づいたんですよね。

実家の近くにあった上野のアメ横に行ったり、高校生になると原宿に行ったりして、アメリカ文化に触れる機会が増えていくんですが、このパーカーは僕がアメリカを強く意識するようになるきっかけになったと思いますね。。アメリカに限らず、異文化の素晴らしさを理解するようになりました。

クローゼットが入れ替わっても、これだけはずっとある

ファッションに目覚めた中学、高校の時代。世間はアメカジや古着が大ブームの頃でした。父が着ていたパーカーを僕が着るようになったきっかけは、「あ、そういえば親父が着てたアレあったな」って、実は勝手に着始めたのがはじまりです。今でも着るたびに高校時代や小学生の頃の思い出がよみがえります。

アパレルの仕事をしている影響もあってか、僕の家のクローゼットは入れ替わりが激しいんです。シーズン毎のトレンドの服もコロコロ変わっていくし、その分服が増えていくので、譲ったりする服も多いんです。でもこのパーカーだけは家に必ずあるんですよね(笑)。

このパーカーとの付き合いも35年になります。そんなに長い間付き合っていると、人間と同じで紆余曲折ありますよね。太って着れなくなったり、実は寝巻きになった時期もあったけど、外着にカムバックしたり(笑)。結局これが大好きなんですよね。

最近はスタイリングに古着を取り入れたいときとか、思い出したようにこのパーカーを着ています。そんなに頻繁には着ていなんですけど、なんかふと昔の服を引っ張り出して着たくなることがあるんです。

身なりに厳しかった父

僕の父はいつも「身なりを整えなさい」と口ぐせのように言っていました。

父は銀座にある会社に勤めていて、服装は自由だったんです。でも、父は毎日スーツで出勤していたんですよね。ある日その理由を問うと「銀座ではお客様に会うことが多くて、お連れ様もきちんとしている方が多い。だから失礼のないように洋服はいつもキレイに、身なりは整えなさい」という言葉が返ってきました。おしゃれに気を使うというよりは、父は身なりに厳しい人だったんです。

その証拠に、実家にはズボンプレッサーがありました。ズボンをバチンとはさんでコンセントを入れると熱が出てプレスするものですが、当時の僕にはそれがすごくおもしろく見えて、学ランを着るようになると自分でズボンをプレスしていました。そのときも父は「センターラインがずれているのは、とても恥ずかしいことだぞ」ってよく言ってましたね。

父の影響もあってか、僕も服を選ぶときはTPOをわきまえることを意識していますね。大きな商談があるときは服選びも考えますよね。いつもはカジュアルな服装の僕でも、スーツを着たり、高い革靴を履いたりすると自然と背筋が伸びるんです。

何気ない会話から身につけたこだわりの洗濯術

そんな家で育ってきたせいもあって、僕は服に執着がすごくあるんだと思います。だからこそ、洋服を着ることだけでなく、お手入れにも早い段階から目を向けていました。ファッションに目覚めた学生の頃から、気づいたら自分で服を洗うようになっていたんですよね。

服を洗うときに、気をつけているのは、洗い方と干し方。全て裏返して丁寧に洗います。ニットはもちろんですが、大切にしている服は必ずネットに入れます。あとは色移りを避けるために色を分けること。タオルはタオル単独で洗います。そして、きちんと形を整えてから干します。……これを言うと細かいやつだと思われて恥ずかしいんですけど(笑)。

洗濯の仕方を習ったのは、祖母と母から。「この服は色が出るから単独で洗いなさい」とか「この服は乾きにくいからこうして干しなさい」とか教えてもらいました。服が好きでたくさん持っていた母としては、教えているつもりはなかったと思いますけどね。
アパレルで働くと、服が商売着になるんです。キレイにしなきゃいけない服や、保持しなければいけないものは、特に気をつけて洗うようにしています。

服がほしいという気持ちが日々の生活のモチベーション

僕は服が欲しかったから、学生時代にアルバイトを始めたし、洋服が好きで、洋服に携わりたいと思ったので、今の仕事をしています。

学生時代から始まった服好きが長く続いていて、今の生活もその延長線上にあるような気がします。要は物欲ですね。物欲を満たすために、仕事をしている。こういうと欲深い人間のように思われるかもしれないけど、でもそれが、僕がいま生きるうえでの大きなモチベーションになっています。

プロフィール

小林昌樹

㈱ダイエー~1998年㈱ベイクルーズ入社。2009年EDIFICE/IENAのECセクション立ち上げからECに従事開始~2012年ベイクルーズEC統括ディレクター就任。2017年デイトナインターナショナル入社、現職に至る。

 

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