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お気に入りと出掛ける わたしのお気に入りvol.7 「自分の劣等感が気にならなくなるレザージャケット」

2018-01-10

マーケティンググループでリネットのお客様に向けたキャンペーンを考えている田中宏樹さん。プライベートでは、ドラマーとしてバンド活動もしている田中さんは、音楽の影響もあってモッズファッションが好きなのだそう。今回は、デザインや製作背景に惚れて衝動買いしてしまったという、田中さんお気に入りのジャケットについてお話をうかがいました。

こだわりに惚れてしまったレザージャケット

僕のお気に入りは、「blues dress」というモッズカルチャーを基盤にしたブランドのジャケットです。ちょっと立ち寄ったときに一目惚れしてしまったんです。決して安いものではないので即決はできなかったのですが、このジャケットに対する店長さんの想いやテーマを聞いて衝動買いしてしまったんです。人生で一番高い買い物でした。

テーラードジャケットなんですが、生地はレザーでできているんです。もともとモッズ自体には反逆的な思想が含まれています。加えて、このジャケットは彫刻家のアンソニー・カロの作品からインスピレーションを得た「権威の剥奪」をテーマに作られているんです。フォーマルなジャケットをあえてレザーで作ったという表現のこだわりに惚れてしまったんですよね。僕は、芸術でもファッションでも、なぜこの作品が生まれたのか、を知りたくなってしまうんですが、このジャケットの作られた背景に反逆精神があることがとても魅力的だなと思ったんです。

カルチャーを自分に取り入れることができる一着

高校時代はパンクスが全盛期で、僕もパンクの不良っぽさとか反逆精神に強い憧れを持っていました。だけど、僕はどう頑張ってもあそこまで振り切れないな、と思っていたんです。モッズはスマートなイメージがあるけど、実は不良のファッションなんですよね。そこに惹かれて、10年以上ずっと好きでいるのが「blues dress」です。

このジャケットがインスピレーションを受けたという彫刻家のアンソニー・カロは、彫刻作品から台座を排除することで、作品と見る人の目線を合わせ、彫刻作品の権威を剥奪したんです。それと同じことがこのジャケットでも表現されているんですよ。デザインはテーラードだけど生地はレザー。カラー展開も本当はこの色以外にすごく明るい水色や、サイケデリックな黄緑色があって。カロの作品の中から選んだそうなんです。そんなに派手な色は着られないと思ったので、僕はこの茶色を購入したんですけど(笑)。

これを着ることで、文化や芸術を自分自身に取り入れられるような気持ちになるんですよね。

洋服にまつわるエピソードが素敵だから、つい買いすぎちゃいます(笑)

「blues dress」とは、知り合いから「カッコいいお店があるよ」と言われて実際に行ってみたのが出会いでした。安い価格のお店ではないので、普段はなるべく立ち寄らないようにしています。欲しくなってしまうので(笑)。とにかく店長さんがお話が上手な方なんです。「今日は買わないぞ!」と思っても、どのお洋服もテーマがちゃんとあって、そのエピソードが素敵だから、お話を聞いているうちに買ってしまうんですよね。どれも特別な一着です。

店長さんは、デザインや製作するときのテーマだけでなくて、販売のときのお客様の体験も大切にされています。試着するときは、頭から足の先まで全身いろいろなコーディネートを提案してくれます。実際に着てみて、格好よければ欲しくなっちゃうじゃないですか。もう何着買っちゃったかわからないです(笑)。

自分のことを認めてあげられる一着

このジャケットはドラムを叩く予定がない日に必ず着ています。このジャケットは体を動かしにくいのと、服に負担もかけたく無いから、ドラムを叩くときは着ません。
何も予定はないけど、ちょっと外に出てみようかな、という時には絶対に着ます。何もやることがない時って、僕にとってはマイナスの時間なんですよね。それをプラスの時間に変えようと、気持ちを切り替えるために着て出かけます。

テーマ性の強い服なので、この服を着ているときはイキってると思います(笑)。テンションも上がるんですよね。僕は自分のことはあまり好きではないし、劣等感を抱きがち。でも、このジャケットには僕の劣等感なんかよりもっとずっと大きな思想とかカルチャーが乗っているので、そんなことはとても小さなことに思えるんです。このジャケットを着ている自分は認めてあげられるんですよね。

このジャケットをきっかけに革製品をお手入れするように

普段は、店長さんにオススメされた革用のスプレーを使ってお手入れしています。「1回着たらスプレーして、3日休ませれば20年着れる」と言われたんです。着たあとは必ずこのスプレーをしてケアをするのが習慣ですね。このジャケットだけでなく、他の革製品でも気がつくとケアするようになりました。
保管にも気をつけるようになりました。ハンガーは木製で肩幅があるもの使って、型崩れしないように大切に扱ってます。

洋服はちょっとした彩りを日常に与えてくれるもの

洋服は「娯楽」のひとつだと思います。ちょっとした彩りを日常に与えてくれるもの。僕にとってファッションは、なくてはならないものでもないし、自己表現の手段でもないんです。なくても困らないけど、あったらちょっと楽しいもの、という感じかな。

だから普段の洋服も、袖を通して「やるぜ!」ってテンションが上がることもあんまりないんです。サラリーマンのスーツと一緒で、着ていればそれっぽく見えるっていう感じで着ています。ライブの時に着る衣装は大体が細身のモッズスーツなんですが、本当は着たくないんですよ。窮屈だし、すごく汗をかくから。見た目なんて関係ない、内容で勝負してやる!って思ってるんです。まさに反逆精神ですよね(笑)。

 

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