お気に入りのダウンジャケットを着ていて、
「ぺちゃんこに潰れてしまった」「染みがついて取れない」「ふっくらしない…」
そんな経験はありませんか？
ここでは、自宅でできる応急処置と、プロに任せるべきケースを紹介します。
この記事を監修した人
リネットお洗濯アドバイザー 近藤高史
クリーニング歴20年以上のクリーニング師（国家資格）。クリーニング会社の工場長を経て、2014年よりリネットの品質管理部門の現場責任者。メディア出演多数。
趣味はランニング大会に出ること。
「クリーニングのプロの視点から、衣類をずっとキレイに保てるお洗濯やお手入れの方法をご紹介します！」
メディア出演
- 2025年5月17日（土）： TBS「カバン持ちさせてください！」
- 2025年4月24日（木）： 日本テレビ「news every.」
- 2025年4月24日（木）： テレビ朝日「グッド！モーニング」
- 2025年4月23日（水）： TBS「Nスタ」
目次
ダウンが潰れてしまったときの復元法
乾燥機＋テニスボール
- 低温モードで30〜40分回す
- テニスボールや乾燥ボールを2〜3個一緒に入れると、羽毛がたたかれてほぐれる
乾燥機が使えない場合は、平干しで完全に乾燥させてから上下に振り捌いたり、両手で優しくたたいたりして、ダウンの片寄りを均一にしましょう。
干し方や乾燥機を使ってふっくら仕上げる方法は、こちらの記事も参考にしてみてください。
ダウンの染み取り方法
中性洗剤で部分洗い
- 洗面器に水を張り、中性洗剤を数滴溶かす
- 清潔な布やタオルに染み込ませ、染み部分を軽くたたくように洗う
- 水で湿らせた布で洗剤を拭き取り、自然乾燥
強くこすらないことが重要！生地を傷めたり、羽毛が寄ってしまう原因になります。
ダウンがふっくらしない時の原因と対処
- 乾燥不足 → もう一度、低温で乾燥機にかける
- 羽毛が片寄っている → 上下に振り捌いたり、両手で優しくたたくようにしてほぐす
- 水分や汚れが残っている → 再度、洗濯が必要
それでも改善しない場合、羽毛自体が劣化している可能性も。完全に元通りにするのは難しいです。
自宅でのケアが難しいケース
- 大きな染み（油汚れ・インクなど）
- 長期間放置して固まった汚れ
- 高級ブランドや特殊素材のダウン
- 羽毛が劣化してしまったダウン
これらは家庭でのケアでは対応が難しく、無理に洗うとかえって状態を悪化させてしまいます。
クリーニングに出すメリット
リネットなら
- 無料で染み抜き対応（※）
- 大型乾燥機で羽毛を均一に乾燥
- プロの技術でふっくら仕上がり
料金は1着2,970円（税込）〜。
「お気に入りだから失敗したくない」そんなときは、最初からプロに任せるのが安心です。
※無料の範囲での対応となります。染みが完全にとれている状態をお約束するものではありません。
まとめ｜トラブル時の応急処置と正しい選択
- 潰れたダウンは乾燥機＋テニスボールで復元できるケースも
- 片寄りは上下に振り捌いたり、両手で優しくたたいてほぐす
- 染みは中性洗剤で部分洗い。ただし広範囲や頑固な汚れはクリーニングへ
- ふっくらしない原因は乾燥不足・羽毛の片寄りが多い
大切なダウンを無理に自己流で復元させようとせず、ふっくら感が復元できるかな…汚れが落ちるかな…など、少しでも不安があったら、プロに任せるのが最善な場合もあります。
状況を見極めてクリーニングを活用しましょう。
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