服別・洗い方

浴衣の干し方|形崩れ・色あせを防ぐ陰干しのポイント

2025年8月14日

浴衣を洗った後の干し方にも、形崩れや色あせを防ぐための工夫が必要です。ここでは、正しい干し方と便利な道具を使った方法をご紹介します。

この記事を監修した人

リネットお洗濯アドバイザー 近藤高史

クリーニング歴20年以上のクリーニング師(国家資格)。クリーニング会社の工場長を経て、2014年よりリネットの品質管理部門の現場責任者。メディア出演多数。
趣味はランニング大会に出ること。

「クリーニングのプロの視点から、衣類をずっとキレイに保てるお洗濯やお手入れの方法をご紹介します!」

メディア出演

  • 2025年5月17日(土): TBS「カバン持ちさせてください!」
  • 2025年4月24日(木): 日本テレビ「news every.」
  • 2025年4月24日(木): テレビ朝日「グッド!モーニング」
  • 2025年4月23日(水): TBS「Nスタ」

干すときの基本ルール

  • 必ず陰干し: 直射日光は色あせの原因になるため、風通しの良い日陰に干すのが基本です。
  • 形を整えて: 袖と肩のラインをまっすぐに保つことで形崩れを防げます。

つっぱり棒を使った干し方

浴衣の両袖を通して干せる方法として「つっぱり棒+S字フック」を使った方法がおすすめです。

準備するもの

  • つっぱり棒(浴衣の袖を通しても十分な長さ)
  • S字フック ×2
  • 洗濯バサミ ×2

手順

  1. 物干し竿にS字フックをかける
  2. つっぱり棒に浴衣の両袖を通す(袖と肩のラインが一直線になるように)
  3. つっぱり棒の両端をS字フックにかける
  4. 風で動かないように、S字フックを洗濯バサミで固定する

その他の干し方の工夫|室内干しや便利アイテム

  • 和装用ハンガーを使えば、肩幅にフィットして形崩れしにくい
  • 室内干しの場合は、除湿器や扇風機で空気を循環させると乾きが早い
  • 突っ張り棒がない場合、ハンガー2本をS字フックで吊るして代用も可能

干すタイミングと注意点

  • 洗濯後は時間を空けずにすぐ干すこと
  • 乾かす前に形を整えておくとシワが残りにくい

浴衣の素材は繊細なものも多いため、干し方ひとつで見た目や着心地が大きく変わります。丁寧な陰干しで、美しい状態をキープしましょう。

自宅での洗濯が不安な方は、クリーニングもおすすめ

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編集部
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リネットマガジン編集部

リネットマガジンの編集・執筆担当。面倒くさがりの「ナマケモノ」ゆえに、効率よく省エネで生きることには熱心。 お洗濯がメンドクサイと思っている仲間のために、「時短で、ラクに、キレイになるリアルに使える洗濯術」を紹介しています。

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