特集

クリーニングの「花粉ガード加工」本当に効果があるのか実験してみた

2016年1月28日

2月に入ると花粉飛散時期が到来。花粉症の方にはつらい季節ですね。花粉の症状を緩和させるには、洋服に花粉をできるだけ付着させず、外出先から家の中に花粉を持ち込まない工夫をすることが大事。

そこで今回はクリーニングのオプションサービスである「花粉ガード加工」に注目。どのくらい効果的なのか実験してみました。

花粉ガード加工の効果を実験してみました

2枚の同じセーターの片方に、リネットの花粉ガード加工である「ふんわり上質仕上げ(花粉ガード効果付き)」を施し、花粉の粒子に似ているといわれる小麦粉をかけ、どれだけ小麦粉が衣服に付着するのかを比較しました。

用意したもの

  • 黒のセーター(ニット)
  • 茶こし
  • 小麦粉

実験

小麦粉を茶こしで同量ふりかけます

左が花粉ガード加工済のセーター

10回ほど、はたきます

ほぼ同じ強さで同じ回数はたきます。

すでに、こんな違いが

さらに、10回はたいてみます。

このとおりの違いがでました

花粉ガード加工をしていないセーター(右)は、繊維に小麦粉の粒子が入り込んでしまい、白っぽいまま。

続いて、もっと大量に小麦粉をかけてみます

左が花粉ガード加工済のセーター。計量カップの3分の1の量を、前から投げかけてみました。ほぼ同じ強さではたいてみます。

先ほど同様にこんな違いがでます。

左が花粉ガード加工済のセーター

そもそも花粉ガード加工とは?

クリーニングの花粉ガード加工は、繊維の表面をナノレベルで特殊加工し、静電気を防止することによって花粉を付着しにくくする技術です。花粉の付着を防止するだけでなく、付着した場合も手ではたくだけで花粉が落としやすくなるので、室内への花粉の持ち込みを減らすことができますよ。

繊維の表面をナノ粒子レベルの成分で加工

花粉ガード加工の効果は、着用回数や保管方法によっても変わりますが、だいたい2カ月ほど持続します。

特に花粉が付着しやすいアウター類やニット類に加工するのがオススメですよ。

花粉ガード加工で、家に花粉を持ち込まないように対策しよう

今回は、花粉ガード加工の効果や、その仕組みをご紹介しました。

花粉ガード加工を付けるだけで、花粉の粒子に似ているといわれる小麦粉があまりつかなくなりました。花粉の付着を防止するだけでなく、付着した場合も手ではたくだけで花粉が落としやすくなるので、家に花粉を持ち込みにくくなりますよ。

花粉の時期になる前に、お持ちのアウターやニットにリネットの「ふんわり上質仕上げ(花粉ガード加工付き)」を試してみてくださいね!

  • この記事を書いた人

リネットマガジン編集部

リネットマガジンの編集・執筆担当。面倒くさがりの「ナマケモノ」ゆえに、効率よく省エネで生きることには熱心。 お洗濯がメンドクサイと思っている仲間のために、「時短で、ラクに、キレイになるリアルに使える洗濯術」を紹介しています。

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