衣類

ダントンのダウンはどこに出す?自宅洗いのリスクとクリーニング店の選び方

2026年1月19日

フランスのワークウェアブランド、ダントン(DANTON)。特にインナーダウンやタッサーダウンジャケットは、冬の定番アイテムとして大人気です。

日常的に着る機会が多いからこそ、気になるのがお手入れ方法。「ワークウェアだから家で洗える?」と思いきや、実は失敗談も多いのです。ダントンのクリーニング事情、専門店と一般クリーニング店の違い、おすすめのメンテナンス方法を、クリーニング師の監修のもとで解説します。

お急ぎの方はリネットのダウンクリーニング料金もご覧ください。

ダントンのダウン、自宅での洗濯は意外とハイリスク

ダントンのダウン(特にインナーダウン)は、製品によっては洗濯表示が「手洗い可」となっているものがあります。しかし、結論から言うと自宅での洗濯はおすすめしません。理由は「乾燥の難しさ」と「ロゴワッペンの劣化」にあります。

ご自身で洗う場合、汚れを落とすことはできても、中の羽毛を完全に乾かすのは至難の業です。生乾きのダウンは、嫌なニオイの原因になるだけでなく、羽毛がダマになって片寄り、保温性が劇的に低下してしまいます。特に水や物理的な揉み作用が加わると、中の羽毛がキルティングの内側で絡み合って固まり、片寄ってしまう現象(中わた羽毛の片寄り・移動)が起こりやすくなります。

また、ダントンの象徴である胸元のロゴワッペンはフェルト状のものが多く、水を含んだ状態で揉み作用などの摩擦が加わると、ウール繊維の表面が絡み合って縮んだり硬くなったりする「フェルト化収縮」が起こるおそれがあります。これにより、ワッペンが毛羽立ったり、端が剥がれやすくなったりするリスクがあります。ワッペンはブランドのアイデンティティそのもの。ここが傷むと一気に見た目の印象が変わってしまいます。

クリーニング店なら、専用の乾燥機で羽毛をフワフワに広げながら乾かすため、買ったときのようなロフト(かさ高)が蘇ります。長く愛用したいなら、プロに任せるのが安心です。

ファー付きモデルのお手入れ

ダントンのタッサーダウンジャケットなどには、フードにファーが付いているモデルがあります。このファーは、モデルによって「リアルファー(ラクーンなど)」の場合と「エコファー(フェイクファー)」の場合があります。

リアルファー(天然毛皮)は、水だけでなくドライクリーニングの溶剤によっても染料が容易に溶け出し、周囲の生地に色移り(色泣き・移染)するリスクが極めて高いデリケートな素材です。ご自宅での水洗いは絶対に避けてください。普段のお手入れは、毛並みを整えるブラッシングが基本です。もし雨に濡れたら、すぐに水分を拭き取りましょう。

また、エコファー(フェイクファー)は熱に非常に弱い性質を持っています。ご家庭でのタンブル乾燥や高温のアイロン仕上げを行うと、パイルが熱収縮を起こしてチリチリに縮んでしまうトラブルの原因になります。

ダントンのファーは、多くのモデルで取り外しが可能です。クリーニングに出す際は、ファーを取り外して保管し、ジャケット本体のみを出すのが最も経済的でおすすめです。もしファーの汚れが気になる場合は、クリーニング店に相談しましょう(ファーは別料金になることが一般的です)。

シンプルだけど要注意?素材ごとの特徴

ダントンには大きく分けて2つのダウン素材があります。それぞれの特徴を知っておきましょう。

  1. ナイロン/ポリエステル系(インナーダウンなど)

    薄手で軽量なのが特徴。自宅で洗うと、中の羽毛が透けて見えたり、偏りが目立ったりしやすい素材です。静電気による汚れの付着も気になります。汚れが目立たず、数回程度の着用であればドライクリーニングでも対応可能です。

  2. 混紡素材/タッサー生地(コートタイプなど)

    ポリエステルとコットン(綿)を混ぜた、しっかりとした生地です。非常に丈夫ですが、綿素材は着用時の摩擦によって毛羽立ちが発生しやすい特性があります。特に濃色品では、この毛羽立ちによる光の乱反射で、白っぽく色抜けしたように見える「白化(スレ)」が生じやすくなります。

    着用時に付いた皮脂や大気中の汚れ(油分)が付着している間は、グリース効果によって一時的に白化が目立たなくなっていますが、クリーニングで汚れが除去されると毛羽立ちが露出し、白化がはっきりと目立つようになります。これは生地の特性による自然な経年変化であり、強くこすって洗うなどの物理的な摩擦は厳禁です。

なお、プロのクリーニングにお任せいただく場合でも注意が必要です。ダウン製品は洗浄液が内部に浸透しにくく抜けにくい特性があるため、乾燥の段階で縫い目やステッチのキルティング部分に洗浄液が残って染みになる「際つき(残留染み)」という現象が発生することがあります。

また、水鳥のダウン(羽毛)の芯に残留している「毛髄(もうずい)」と呼ばれる成分が、クリーニング時の熱や水の影響で溶け出し、表面に染みとして浮き出てくることもあります。お預けになる際は、素材特性や不具合のリスクについて、お店と事前によく相談することをおすすめします。

ダントンに対応するクリーニング店と料金の相場

購入店(セレクトショップ等)、高級ダウン専門店、一般的なクリーニング店の選択肢があります。ダントンは特徴的な「ワッペン」や「異素材」が使われているため、丁寧な扱いが必要です。

※ダントンのロゴワッペンにはウールのフェルト素材が多く採用されており、非常にデリケートです。扱いが雑なお店だと毛玉になったり剥がれたりする可能性があるため注意が必要です。

リネットではダントンの取り扱い実績も多く、インナーダウンからヘビーアウターまで幅広く対応しています。以下、三つの選択肢を挙げます。

1. 購入店(セレクトショップ等)への相談

ダントンは、BEAMSやBshopなどのセレクトショップで購入される方が多いでしょう。これらのお店では、主に「修理(リペア)」の相談を受け付けていますが、クリーニングを直接受け付けているケースは稀です。ボタンが取れた、チャックが壊れたといった修理の場合は購入店へ相談するのが正解ですが、通常の汚れ落としであればクリーニング店を探すほうがスムーズです。

料金:店舗により対応不可、または提携工場への取次(割高になる傾向)

2. 高級ダウン専門のクリーニング店

モンクレールなどをメインに扱う専門店です。もちろんダントンも非常にきれいに仕上げてくれますが、ダントンの価格帯(2〜4万円台)に対して、クリーニング代が1万円近くかかってしまうと、コスパが悪く感じるかもしれません。「絶対に失敗したくない限定モデル」や「ひどい汚れがある」場合におすすめです。

料金の相場

ダウンジャケット 7,000円~10,000円

※リネットマガジン編集部調べ(2026年1月現在)

3. 一般的なクリーニング店

街のクリーニング店や宅配クリーニング店です。ダントンは「普段使い」のダウンなので、ここが最も現実的な選択肢です。ただし、お店によっては「海外ブランド」として追加料金がかかる場合があります。事前に「ダントンは追加料金なしで洗えるか?」を確認するとよいでしょう。

料金の相場

インナーダウン・ベスト 1,500円~3,000円
ダウンジャケット・コート 2,500円~5,000円
ブランド追加料金 1,000円~3,000円程度(お店による)

※リネットマガジン編集部調べ(2026年1月現在)

ダントンのダウンをクリーニングに出すならリネットがおすすめ

ブランドによる追加料金がない

リネットなら、ダントンも「通常のダウン料金」でOK。ブランド追加料金はかかりません。特にインナーダウンなどは気軽に出せる価格設定です。ただし、購入価格が1点あたり50万円を超えるお洋服はお預かり対象外となるためご注意ください。

襟元の汚れも無料染み抜き

日常使いするダントンは襟や袖口が汚れがち。リネットなら、職人が一点一点検品し、無料で染み抜きを行います。
※染みが完全に取れることをお約束するものではありません
※染みが広範囲についていたり、染み抜きをすることで生地を傷めてしまう恐れがあるものは、染み抜きを控える場合があります

ワッペンや素材に合わせた丁寧なケア

リネットの職人は、ダントンの象徴であるフェルトワッペンや、タッサー生地の白化リスクなど素材の特性を踏まえたケアを行います。温度・洗剤・乾燥時間を細かく調整し、ふっくらとした仕上がりに整えます。

再仕上げが無料

仕上がりにご満足いただけない場合、受け取りから30日以内であれば無料で再仕上げが可能です。再仕上げをご希望の場合は、必ず着用される前に、お洋服にリネットのクリーニング番号タグまたは予備タグが付いた状態でお申し出ください(試着程度のごく短時間の着用まで)。

万が一のトラブルにも補償制度(クリーニング事故賠償基準)で対応します。

便利な保管オプション「リネットクローク」

クリーニング後にそのまま預けておけるので、クローゼットが手狭でも1点から好きなタイミングで出し入れできます。ボリュームのあるダウンやコートを、次に着たいときに取り寄せられる、もうひとつのクローゼットとして使えます(プレミアム会員限定)。

衣替えでアウターをまとめて預けたい場合は、パック制の「プレミアムクローク」が便利です。使い方に合わせて2つの保管サービスを選べます。詳しくはプレミアムクロークとリネットクロークの違いをご覧ください。

宅配だから持ち運びの手間なし

ボリュームのあるダウンは持ち込みも大変。リネットは宅配クリーニング専門店のため、ご自宅にいながら受け渡しができます。お手持ちの紙袋や段ボールで出せるので、専用ボックスの配送を待たずにすぐ発送できます。

ご返却の際に無料でランドリーバッグをお届けしますので、2回目以降はそちらを使うと快適です。家族分のインナーダウンやコートをまとめて出すのも、玄関先で渡すだけなので簡単です。

ダントンを今は着用中で、すぐには出せない方へ

春先まで活躍するダントンのダウン。「まだ寒いし、手放せない」という方も多いのではないでしょうか。

ただ、衣替えで一斉に出すタイミングで慌てないためにも、信頼できるクリーニング店だけは今のうちに決めておくと安心です。目立ちやすい襟元や袖口の汚れが定着する前に、暖かくなったらすぐ出せる準備だけはしておきましょう。

臭いや汚れが気になったり、ダウンが潰れ気味であまり暖かくならなかったりして、「今すぐ出したいけれど、数日ダウンがないのは困る」という方に向けて、宅配クリーニングを活用した賢い乗り切り方をご紹介します。

リネットのプレミアム会員なら、最短5日で手元に戻ります。数日間をうまく乗り切り、きれいになったダウンを迎えましょう。

ダウン不在の期間を乗り切る2つのポイント

① 天気予報で「気温が上がる日」を狙う

週間天気予報をチェックし、平均気温が上がりそうなタイミングを狙うのがおすすめです。屋内で過ごす時間が多い期間を選ぶのもひとつの方法です。

② レイヤード(重ね着)で調整

アウターが薄手になる場合は、インナーを1枚多く着たり、マフラーや手袋などで「首・手首・足首」を温めることで、意外と快適に過ごせます。

編集部
シンプルで丈夫なダントンのダウン。「ワークウェアだから」と油断して自宅で洗うと、ペチャンコになって後悔することも…。リネットなら、インナーダウンもふっくら仕上げます。毎日の汚れをリセットして、来年も暖かく過ごしましょう!

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ダントンのような日常使いのダウンは、汚れを放置しすぎないのが長持ちのコツです。リネットのLINEでは、お得なキャンペーン情報や、衣替えのベストタイミングをお届けします。

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よくある質問

ダントンのダウンは自宅で洗えますか?

製品によっては「手洗い可」の表示がありますが、おすすめしません。理由は乾燥の難しさとロゴワッペンの劣化リスクです。羽毛を完全に乾かせないと生乾きのニオイやダウンの偏りが起こり、フェルトのロゴワッペンは水洗いや摩擦で毛羽立ち・剥がれのリスクがあります。

ダントンのクリーニング料金相場は?

高級ダウン専門店でダウンジャケットが7,000〜10,000円、一般店でインナーダウン・ベストが1,500〜3,000円、ダウンジャケット・コートが2,500〜5,000円が目安です。一般店では「海外ブランド」として追加料金がかかる場合があります。リネットではブランドによる追加料金はかかりません。

ダントンのロゴワッペンはクリーニングで傷みませんか?

ロゴワッペンはフェルト状のものが多く、扱いが雑なお店だと毛玉になったり剥がれたりする可能性があります。ダントンの取り扱い実績が豊富なお店を選び、事前にワッペンの扱いについて確認するのが安心です。

ダントンのファー付きモデルはどう出せばいい?

ダントンのファーは多くのモデルで取り外しが可能です。ファーを外してジャケット本体のみをクリーニングに出すのが最も経済的です。ファーの汚れが気になる場合はクリーニング店に相談してください(ファーは別料金になることが一般的です)。

かさばるダントンのダウンの保管に困っています。

クリーニングとあわせて預けられる保管サービスが便利です。リネットには、1点から好きなタイミングで出し入れできる「リネットクローク」(プレミアム会員限定)と、衣替えでまとめて預けるパック制の「プレミアムクローク」があります。

ダントンはどのくらいの頻度でクリーニングに出すべきですか?

目安はワンシーズンに1回、着用後のしまい洗いです。日常使いで襟や袖口が汚れやすいアイテムなので、汚れが定着する前に落とすことがきれいに長く着るコツです。

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※トップ画像はAIで生成したイメージです

  • この記事を書いた人

リネットマガジン編集部

リネットマガジンの編集・執筆担当。面倒くさがりの「ナマケモノ」ゆえに、効率よく省エネで生きることには熱心。 お洗濯がメンドクサイと思っている仲間のために、「時短で、ラクに、キレイになるリアルに使える洗濯術」を紹介しています。

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