お手入れ カバン・バッグ

コーチのバッグを長く使うためのお手入れ方法|グラブタンレザーやシグネチャーの汚れ対策

コーチバッグの魅力とメンテナンスの重要性

「アクセシブル・ラグジュアリー(手の届く高級品)」として世界中で愛されるコーチ(COACH)。丈夫で高品質なレザーと、実用性の高さが魅力です。

「コーチのバッグは丈夫」というイメージがありますが、日常的にガシガシ使われることが多いため、手垢や角擦れなどの汚れが蓄積しやすい傾向にあります。
素材の耐久性に甘えず、定期的なケアを行うことで、美しい状態をさらに長く保つことができます。

まずはお手持ちのバッグがどのモデルに当たるか、特徴を確認してみましょう。

コーチの代表的なモデル

  • タビー(Tabby): 1970年代のデザインを現代風にアレンジしたアイコンバッグ。「C」のマークの留め具が特徴です。
  • ウィロウ(Willow): 台形のフォルムとターンロック金具が特徴のトートやショルダー。お仕事用として定番の人気モデルです。
  • フィールド トート(Field Tote): 四角い形状で、底鋲がついた実用的なトートバッグ。キャンバスとレザーの組み合わせが特徴です。
  • ローグ(Rogue): 持ち手が特徴的なスクエア型のボストンタイプ。最高級のグラブタンレザーを使用した重厚感のあるモデルです。
  • スウィンガー(Swinger): 小脇に抱えられるコンパクトなショルダーバッグ。ジッパー開閉のシンプルなデザインです。
  • オールドコーチ(Old Coach): 80年代〜90年代に製造されたヴィンテージ品。肉厚なレザーとシンプルなデザインで、現在も根強い人気があります。

素材別:日常のお手入れ方法

コーチのバッグは、素材によって「水への強さ」や「傷のつきやすさ」が全く異なります。

グラブタン レザー(ローグ、オールドコーチなど)

コーチの原点である、野球グローブから着想を得たレザーです。
使い込むほどに艶が出る「エイジング(経年変化)」を楽しめますが、乾燥は大敵です。

  • 保湿ケア: 革が乾燥してカサつくと、ひび割れの原因になります。数ヶ月に一度、レザー用デリケートクリームを少量塗り込み、油分を補給してください。特にオールドコーチは乾燥している個体が多いため、入念なケアが必要です。
  • キズのケア: 浅い爪傷程度なら、指の腹で優しく揉み込むようにマッサージすると、革に含まれる油分が馴染んで目立たなくなります。

シグネチャー キャンバス(フィールド トート、タビーなど)

コーチの代名詞である「CC」柄の素材です。
キャンバス地の上から樹脂加工を施した「コーティングキャンバス」のため、水や汚れに強いのが特徴です。

軽い汚れなら、水を含ませて固く絞った柔らかい布で拭き取ることができます。

  • 注意点: 強く擦りすぎると表面のコーティングが剥がれたり、柄が白っぽく薄くなったりします。洗剤やアルコールの使用は、コーティングを溶かす恐れがあるため避けてください。

ペブル レザー(ウィロウ、タビーなど)

表面に粒状の凹凸(シボ)加工が施された、非常に丈夫なレザーです。

  • ホコリ取り: シボの凹凸にホコリやファンデーションの粉が入り込むと、全体がくすんで見えます。使用後は柔らかいブラシでブラッシングし、溝の汚れを払い落としてください。
  • 汚れ落とし: 耐久性が高いため、革専用のクリーナーを使用して汚れを拭き取ることが可能です。

リファインド カーフ レザー(タビーなど)

表面がつるっとしていて滑らかなレザーです。
高級感がありますが、傷がつきやすいデリケートな素材です。

  • 摩擦対策: 爪やアクセサリーが当たるとすぐに傷がつきます。使用後は目の細かいクロスで優しく乾拭きし、指紋や皮脂を取り除いてください。

長く美しく保つための保管方法

  • ハンドル(持ち手)の向き: コーチのバッグはハンドルがしっかりしている分、無理に折り曲げて保管すると、側面の塗料(コバ)が割れてしまいます。
    必ず上に向けて、自然な状態で保管してください。
  • 型崩れ防止: 柔らかいレザーのトートバッグなどは、保管時にくたっとなりやすいです。新聞紙ではなく、無地の紙やタオルなどを詰め物にし、形を整えて立たせて保管します。
  • 湿気対策: 通気性の良い不織布に入れ、風通しの良い場所に置きます。購入時のビニール袋での密閉は、カビやベタつきの原因になるため厳禁です。

よくあるトラブルと対処法(セルフケアの限界)

  • 角擦れ・色ハゲ: 丈夫な革でも、底の四隅は擦れて色が剥げやすい箇所です。市販のカラークリームで隠そうとすると、色が合わずに悪目立ちすることが多いため、プロへの依頼が安全です。
  • コバ(断面)の剥がれ・ベタつき: ハンドルの側面などに塗られているニス(コバ)は、経年劣化で溶けてベタついたり、ひび割れて剥がれたりします。これはご家庭では修復できません。
  • キャンバスの黒ずみ・黄ばみ: シグネチャーキャンバスのコーティングの下に入り込んだ汚れや、経年による黄ばみは、表面を拭いただけでは落ちません。

プロに任せるべきタイミング

日常使いでついた頑固な手垢汚れや、レザー全体のくすみ、角の色落ちが気になり始めたら、プロのクリーニングをおすすめします。

クリーニングで綺麗になったコーチのバッグ(お届けイメージ)

リネットではかばんの宅配クリーニングを行っています。
コーチなどブランドバッグはもちろんのこと、種類や素材を問わず全てのバッグ、リュック、財布、ポーチのクリーニングが可能です。
オールドコーチの革に栄養を与えて艶を蘇らせるケアや、シグネチャーキャンバスの汚れを専用の洗浄技術で落とすクリーニングも行います。

また、かばんリネットではLINEでのチャット相談担当職人とビデオ通話で直接お話しいただけるオンライン相談をご用意しております。
かばんクリーニング、修理等の不安や疑問を解消した上でご注文ができますので、ぜひご利用ください。

チャット相談はLINE友だち追加から「チャット相談」をタップしてください。(月〜金曜:10〜17時)

オンライン相談の予約はこちらから (月・木・土曜:11〜13時・15〜17時)

編集部
編集部コメント
「手の届くラグジュアリー」として、毎日の通勤やお出かけに頼れるコーチのバッグ。
私も愛用していますが、丈夫だからこそ酷使してしまいがち。

ブラッシングひとつで寿命が大きく変わるので、日々のケアを習慣にしてみてくださいね。

※トップ画像はAIで生成したイメージです

  • この記事を書いた人

リネットマガジン編集部

リネットマガジンの編集・執筆担当。面倒くさがりの「ナマケモノ」ゆえに、効率よく省エネで生きることには熱心。 お洗濯がメンドクサイと思っている仲間のために、「時短で、ラクに、キレイになるリアルに使える洗濯術」を紹介しています。

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