独自のフォルムや前衛的なデザインで、世界中のファッショニスタから愛されているMaison Margiela(メゾン マルジェラ)のバッグ。
しかし、そのデザイン性の高さゆえに、「どうやってお手入れすればいいの?」「キャンバス部分が汚れてしまった」と悩む方が非常に多いブランドでもあります。
この記事では、マルジェラの人気モデル別のお手入れ方法や、絶対にやってはいけないNGケア、そしてプロに頼るべきサインについて分かりやすく解説します。
目次
マルジェラのバッグはどんなお手入れが最適?
極めて繊細な革が使われていたり、独特の構造を持っていたりするため、それぞれの「素材の特性に合わせた専用のケア」を使い分けるのが最適です。
例えば、フワフワの羊革(ナッパレザー)や、背面の「白い4本ステッチ」などは、マルジェラならではの魅力。
しかしながら同時に、汚れやダメージが蓄積しやすいデリケートな部分でもあります。
市販の万能クリーナーなどで全体を一気に拭くのではなく、素材に合わせた細やかなお手入れが必要不可欠です。
人気のモデルと素材別「日常のお手入れ」
マルジェラの中でも特に人気が高く、ケアのご相談が多い2つのレザー素材を中心に、特徴とお手入れ方法を解説します。
グラムスラム(ナッパレザー)の正しいケア方法
雲のようなふんわりとしたボリューム感が魅力ですが、ナッパレザー(羊革)は水分や摩擦にとても弱い素材です。
非常に傷つきやすくデリケートなため、日常的には「柔らかい布で優しくなでるような乾拭きのみ」にとどめるのが正解です。
- 日常ケア: マイクロファイバーなどの極細繊維の布で、ホコリを払うように優しく拭きます。
- 月1回のケア: 乾燥が気になるときだけ、デリケートレザー専用の保湿クリームを「ごく少量」薄く伸ばします。塗りすぎはシミや風合いの変化に繋がるので要注意です。
チェーンウォレットや5AC等(エンボスレザー)の汚れを防ぐには?
お財布やオールレザーの5ACによく使われる「エンボスカーフレザー(型押し牛革)」は、傷が目立ちにくく比較的丈夫な素材です。
しかし、型押しの「溝」に細かいホコリや皮脂が蓄積しやすいため、「定期的なブラッシング」で汚れを防ぎます。
- 日常ケア: 革用の柔らかい馬毛ブラシで、表面の溝に入り込んだホコリを優しく掻き出します。
- 月1回のケア: ブラッシング後に保湿クリームを薄く塗布し、ツヤと栄養を与えます。
アイコニックな「白いステッチ」を守る事前対策
マルジェラの象徴である4本の白ステッチやカレンダータグは、服との摩擦などで徐々に黒ずんでしまいます。
白い糸の汚れを後から自宅で落とすのは困難なため、事前に「防水・防汚スプレー」をかけて汚れ自体を弾くのが一番の対策です。
新品の時やクリーニング後に、革と布の両方に使える防水スプレーを軽く吹きかけて保護膜を作っておきましょう。
マルジェラのバッグで絶対に避けたいNGケア❌
繊細な革を「強くこする」ことや、「アルコールを使用する」ことは、色落ちや型崩れを引き起こすため絶対にNGです。
マルジェラならではの美しい風合いを損ねてしまう、やりがちなNG行為は以下の3つです。
- ナッパレザーを強くこする: グラムスラムの柔らかな革は、こするとすぐに表面が剥がれて白っぽくなってしまいます。
- エンボスレザーにクリームを厚塗りする: 型押しの溝にクリームが白く詰まって固まり、革の通気性や風合いを損ねる原因になります。
- アルコール除菌シートで拭く: すべてのレザーにおいて、アルコールは急激な色落ちとシミの原因になります。
マルジェラのバッグは、ファッションピースとして美しい反面、デリケートな革が使われており、お手入れの難易度はかなり高めです。
特に白ステッチや明るいカラーのレザーが汚れると、「ちょっとだけなら…」と市販の洗剤でこすりたくなるかもしれませんが、そこはグッと我慢...!
色落ちやシミになり、取り返しがつかなくなるケースが非常に多いんです💦
少しでも「自分では難しそう」と感じたら、無理をせずプロに頼るのが、大切なマルジェラを長く綺麗に愛用する秘訣です!
角スレや黒ずみは自分で直せる?プロに任せるべきタイミング
マルジェラは素材が特殊なため、ご自身でトラブルを解決しようとすると悪化するケースが非常に多いブランドです。
「グラムスラムの色あせ」「エンボスレザーの角スレ」などが気になり始めたら、無理せずプロに任せるタイミングです。
以下のような症状が出たら、早めに専門のクリーニング職人にご相談ください。
専門家へ相談する目安
- グラムスラムの角が擦れて色が剥げてきた
- エンボスレザー(型押し牛革)の角や縁が白く削れている
- 白ステッチの周りの革が全体的に黒ずんでいる
- 雨や飲み物による広範囲のシミができてしまった
大切なマルジェラのバッグをいつまでも美しく使い続けるために、少しでも不安を感じたらかばんリネットへご相談ください。
職人が素材の状態を見極め、最適なケアをご提案いたします。

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職人の手作業によるクリーニング事例


※トップ画像はAIで生成したイメージです