洗濯の知識

マムートのウェアをクリーニングに出すならどこがいい?

2025年9月24日

本格的な山岳ギアブランドであるマムート(MAMMUT)。機能性を維持するためには正しいメンテナンスが欠かせません。

ほぼ家庭で水洗いできると考えてよいですが、場合によってはクリーニングを利用するのもおすすめです。

クリーニングに出す時のお店の選び方、料金相場も解説します。

お急ぎの方へ:リネットのダウンクリーニング料金を見る

マムートのアウターは多くが自宅で洗える

マムートの製品は、ほぼ自宅で水洗いできます。

耐久性と長寿命をサステナビリティ戦略に据え、ウールやダウン製品がほぼ水洗い指定(ドライクリーニング禁止)となっていることからも、セルフケアを前提に設計されていることがわかります。

ウェアはまずは自分で洗うことをケアの第一ステップと位置づけ、シュラフのような大型製品や補修が必要な場合はプロに任せる、という姿勢です。

自宅で洗う場合は、次のことに気をつけましょう。

必ず洗濯表示を確認する

マムートの製品は、ダウンジャケットやウール製品、ウール混のミッドレイヤーも基本的に自宅で水洗いできます。ただし、水温や乾燥温度は製品ごとに違いがあります。

製品についたタグの洗濯表示に従いましょう。

ダウンの洗い方

公式サイトには「ダウンジャケットは洗濯機で洗えます。とても簡単なので、心配せずに試してみてください」とあります。以下が公式サイトによる洗い方です。

  • ダウン専用洗剤を使う。30度以下の水温、弱水流で洗う
  • すすぎは二回。脱水は低速で
  • タオルでダウンジャケットを巻きながら押しつけるようにして水分を取る
  • 低温でタンブル乾燥。テニスボールを一緒に入れて乾燥させる

ダウンの洗濯方法については自宅でのダウンの洗い方もご覧ください。

ハードシェルの洗い方

マムートのハードシェルにはゴアテックスが採用されています。ゴアテックスは、透湿性を維持するためにこまめな洗濯が基本。こちらも、メーカーによって洗濯機での洗濯方法が紹介されています。

  • ジッパーやストラップを閉じ、ベルクロを緩める
  • 液体洗剤を使う。30度以下の水温、弱水流で洗う
  • すすぎは2回。脱水は低速で
  • 40分のタンブル乾燥を行い、撥水性を復活させる

詳しくはゴアテックスウェアは自宅で洗濯できる!もご覧ください。

こんな時は、クリーニングもおすすめ

耐久性とメンテナンス性が高いマムートのウェアですが、必要に応じてクリーニングを使うのも賢い方法です。こんな時には、クリーニングも検討しましょう。

撥水加工が落ちてきた時

撥水性は熱を加えることで回復しますが、繰り返していくといずれは撥水剤の追加が必要になります。

クリーニング店の撥水加工オプションを付ければ、まとめてケアが完了します。

リネットの撥水加工は、専用撥水剤を衣類全体に均一に浸透させ、業務用乾燥機で熱定着させることでムラなく仕上がります。水だけでなく、花粉・油性汚れの付着も防ぐ効果があるため、アウトドアウェアに適しています。

自宅に乾燥機がない場合(ダウンウェア)

マムートの公式サイトではタンブル乾燥が推奨されていますが、「注:厚手のダウンは低温の乾燥機で約3時間かかります」とあります。

コインランドリーの乾燥機を使用する場合、10分100円とするなら乾燥だけでコストは1,800円!いっそクリーニングに出した方が手間がなくコスパがよいかもしれません。

ご自身でのケアに自信がない方

洗いすぎによるダウンの油分抜けやゴアテックスの洗剤残りは、機能性の低下を招きます。

絶対に失敗したくない方はクリーニングがおすすめです。

クリーニング店ではプロが素材に合わせた最適な洗濯・乾燥を行うため、リスクを最小限にできます。

マムートに対応するクリーニング店と、料金の相場

ブランド専門やダウン専門を謳うクリーニング店でなくても、信頼できるクリーニング店でしたらどこでも大丈夫です。

マムートの製品は強靭でメンテナンス性が高く、特に脆弱な素材や縫製は採用されていないためです。

ブランド専門やダウン専門のクリーニング店は料金が高く、納期も2~3週間と長いです。

特殊な要望がある方か強いこだわりがある方でなければ、あまりメリットを感じられないかもしれません。

マムートをクリーニングに出すと、ブランド料金は追加される?

マムートの場合、「高級品」「特殊品」のようなブランドによる追加料金は上乗せされないケースがほとんどです。

マムートのクリーニング料金の相場

ダウンジャケット(ミドル丈) 2,500円~3,500円
ハードシェルジャケット 2,500円~10,000円
ソフトシェルジャケット 1,500円~3,000円

※リネットマガジン編集部調べ

こちらは基本のクリーニング料金の相場です。リアルファーや付属品がある場合は別料金となります。

街のクリーニング店と宅配クリーニングはどちらがいいか

違いは、受付が対面か宅配かという点です。品質は会社によって異なるため、利用して判断しましょう。

  • 洗濯物が少ない時、その場で質問や相談をしたい時は、街のクリーニング店
  • 洗濯物がたくさんある時、天候が悪い時、時間がない時は、宅配クリーニング店

実際に使って問題がなければ、このように状況によって使い分けるのもおすすめです。

避けた方がよいクリーニング店

極端に安いお店は、避けてください。

クリーニングは、一点ずつ人の目で選別し、人の手で仕上げを行っており、熟練の技術が必要です。

また、料金がわかりにくい、事前の説明が足りない、事故賠償制度の案内がないといったお店は、トラブルの元ですので避けてください。

マムートのアウターをクリーニングに出すならリネットがおすすめ

満足できなければやり直しOK(無償)

受取から30日以内に連絡いただければ、無料でやり直しをしております。

それでも仕上がりに納得できない場合は、返金対応いたします(受取から14日以内に連絡)。

事故賠償が他店より強い

万一の事故の時には再購入価格を100%補償しています(購入金額10万円以下の洋服の場合。受取から30日以内に連絡)。

ほとんどのクリーニング店は、業界団体の「クリーニング事故賠償基準」に準拠した賠償制度を採っているので、経年劣化分を割り引いた現在価値のみを賠償します。

3年前に5万円で購入したダウンジャケットの場合、30~42%の補償割合が一般的。つまり16,000円~21,000円ですから、同じ物を買うにはとても足りません。

マムートを今は着用中で、すぐには出せない方へ

真冬はマムートのダウンを頻繁に着るため、「今はクリーニングに出せない!」という方も多いと思います。

ただ、春先に一斉に出すタイミングで慌てないためにも、信頼できるクリーニング店だけは今のうちに決めておくと安心です。

また、急に寒くなって着始めたけれど、臭いや汚れが気になったり、ダウンが潰れ気味であまり暖かくならなかったりして、「やっぱり今すぐ出したいな…」という方には、リネットのプレミアム会員サービスを利用すれば最短5日後のお届けも可能です。

ご自身のタイミングに合わせて、無理のない方法を選んでみてください。

編集部
編集部コメント

マムートのウェアは、家庭でメンテナンスが可能!長く愛用したい方にはありがたいことですね。

ご自身でのお手入れに自信がない方は、クリーニングもご検討ください

リネットでは、ダウンウェアやジャケットなど、マムートの取り扱い実績が豊富です。

また、勝手にシミ抜きサービス、毛玉取り1分サービスも無料で行っています

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マムートのような高級ダウンは、どこに出すかが重要です。

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  • この記事を書いた人

リネットマガジン編集部

リネットマガジンの編集・執筆担当。面倒くさがりの「ナマケモノ」ゆえに、効率よく省エネで生きることには熱心。 お洗濯がメンドクサイと思っている仲間のために、「時短で、ラクに、キレイになるリアルに使える洗濯術」を紹介しています。

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