洗濯の知識

消臭スプレーの効果を引き出す使い方3つのポイント

汗の臭いやタバコの臭い、焼肉の臭いなど、洋服に臭いがつくのって嫌ですよね。そんなとき、洋服の臭いを素早く消してくれるのが消臭スプレー。でも、消臭スプレーを正しく使わないと、十分な消臭効果が得られないのだとか。

そこで今回はスーツ用消臭スプレー「KIELT(キエルト)」を開発・販売するフリーマムの方に、消臭スプレーを正しく使うため覚えておきたいポイントについて教えていただきました。

消臭スプレーを使うときに覚えておくべき3つのポイント

その1:たっぷりとスプレーする

タバコ臭、汗臭にかかわらず、臭いは繊維まで染み込んでいる場合がほとんど。それなのに、衣類の表面だけに消臭成分が吹きかけられていて、実は繊維の奥の臭いが消えずに本来の消臭効果が得られていないというケースが多く見られます。少し湿り気を感じるくらい、たっぷりとスプレーすることを心がけましょう。

その2:スプレーの成分を染み込ませてからしっかり乾燥させる

スプレー後は軽く揉み込むか、手で撫でるなどして、消臭成分を衣類にしっかりと染み込ませてあげるとグンと消臭効果が上がります。その後はハンガーに吊るすなどして、しっかりと乾燥させることも重要です。

その3:着用頻度の高い衣服には除菌効果の高いスプレーを選ぶ

スーツなど年間を通して着用する頻度が高い衣服の場合、本人の臭いを蓄積させやすく、こまめな消臭対策が必要です。実は汗自体にはさほど臭いはないのですが、時間とともに雑菌が繁殖し、いわゆる汗臭という臭いを発するようになります。つまり、服についた汗の臭いをおさえるには消臭も除菌も必要ということ。消臭効果だけでなく、除菌効果の高い消臭スプレーを選ぶことが大切ですね。

消臭スプレーの成分もチェックしよう

CMで話題になっているからといってどの消臭スプレーも安心して使えるものばかりとは限りません。一般的に市販されている消臭スプレーの場合、アルコールや塩素系成分などが配合されていることが多く、そういった消臭スプレーを使い過ぎるとかえって衣服を痛めてしまう可能性もあります。そこでおすすめしたいのが「天然由来成分を使った消臭対策」です。

天然由来成分を使った消臭対策の例

アロマオイルを活用する

コットンにお好みのアロマオイルを数滴染み込ませ、タンスや収納ケースの隅に置き、香りを衣類へ移す方法がおすすめ。自然な香りが衣服につくので臭いも気にならなくなります。

天然由来成分を使った消臭スプレーを使う

天然由来成分を使った消臭スプレーを使うのもひとつの手。

例えば、スーツ用消臭スプレー『KIELT』は、サクラやミカン、シラカバ、カエデなど、合計9種類の植物から抽出したエキスを使用しています。悪臭に対して、吸着、中和、酸化、還元、とさまざまなアプローチで消臭・除菌。優れた防カビ効果もあるので、スーツを長期収納する際に使うのもおすすめです。

やはり最終的な消臭対策は“洗うこと”

消臭スプレーで服についた嫌な臭いを解消することはできるものの、臭いの元となる菌を除菌するためには服を“洗うこと”は欠かせません。特に、洗濯機や手洗いで洗える服類は、消臭スプレーに頼らず、臭いが気になったらすぐに洗ってしまいましょう。

ご自宅で洗っても臭いが取れない衣類は、一度クリーニングに出すことで解決できるかもしれません。

クリーニング店では、ご家庭で洗濯するよりも『臭いの元となる菌』を落とせるので、お気に入りの衣類のリフレッシュ休暇としておすすめです。

宅配クリーニング「リネット」なら、24時間ネットで受付ができ自宅から出ずにクリーニングが完結するので、時間・労力がかからない上に自分の生活リズムに合わせてクリーニングを活用できます。

まだ、自宅にいたままクリーニングを利用されたことのない方は、宅配クリーニング「リネット」体験談を参考にしてみてくださいね。

クリーニングに出すなら「ウェット加工」も大事

なかなかおうちで洗えないスーツなどをクリーニングに出す際は「ウェット加工」を施すようにしましょう。ドライクリーニングでは落としきれない汗ジミや臭いを落とすことができます。着心地もサラッと軽くなりますので、特に夏場はぜひ試してみてください。

クリーニング店での工程については、ドライクリーニングと水洗いの工程の違いをご覧ください。

ドライクリーニングやランドリーと洗い方の違いはありますが、リネットでは衣類ごとに最適な洗い方をプロが判断して対応します。消臭スプレーを使ってもまた臭いが出てきてしまう場合は、臭いの元となる菌を除菌するためクリーニングに出しましょう。

消臭スプレーの使い方3つのポイントで、手軽に嫌な臭い対策

リネットマガジン編集部「消臭スプレーの正しい使い方3つのポイントとおすすめ成分、それでも臭いが消えないときの対処法についてご紹介しました。

消臭スプレーを使うときには、次の3つのポイントを守ると、十分な消臭効果を得ることができます。

  1. たっぷりとスプレーする
  2. スプレーの成分を染み込ませてからしっかり乾燥させる
  3. 着用頻度の高い衣服には除菌効果の高いスプレーを選ぶ

また、消臭スプレーは天然由来成分のものを選ぶと、衣類に優しいです。もし消臭スプレーを使っても臭いが消えない場合には、最終的には洗濯やクリーニングで洗うようにしてくださいね!」

  • この記事を書いた人

リネットマガジン編集部

リネットマガジンの編集・執筆担当。面倒くさがりの「ナマケモノ」ゆえに、効率よく省エネで生きることには熱心。 お洗濯がメンドクサイと思っている仲間のために、「時短で、ラクに、キレイになるリアルに使える洗濯術」を紹介しています。

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