メリノウールのパイオニアとして知られるアイスブレーカー。ウールの機能性を最大限活かす製品設計を行っており、そのブランド哲学から、一般的なウールのお手入れ方法とは少し違った方法を提案しています。
ここでは、メーカーが推奨しているお手入れ方法に加え、クリーニングに出す場合のお店の選び方や料金の相場をご紹介します。
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アイスブレーカーのウェアは、自宅で洗える
メリノウールと言えば「手洗いが基本」「縮む」「扱いが難しい」と思われがちですが、アイスブレーカーは日常で使い倒せることを前提に設計されており、ほとんどの製品は実は洗濯機で洗うことができます。公式サイトのケアガイドでも、次のように書かれています。
icebreakerは、普通洗剤を使用し、低温もしくは中温での普通洗濯をおすすめしています。手洗いによる洗濯は、汗や皮脂が繊維に残ってしまい、においの元となります。
手洗いより洗濯機を推奨しているのが意外な点です。
ただし、ウール特有の注意点を無視すると、縮み・形崩れ・毛羽立ちといったトラブルが起こることも。長く愛用するには、正しい洗い方が欠かせません。
アイスブレーカーのウェアを自分で洗うコツ
1. 「普通の洗剤」で大丈夫
アイスブレーカーの公式ケアガイド(日本語版)では、「普通洗剤を使用し、低温もしくは中温での普通洗濯をおすすめ」とあります。英語版のサイトではより明確に「粉末洗剤または液体洗剤」「洗濯機の弱水流で」と書かれています。
一般的にはウールにはおしゃれ着洗い用の中性洗剤が推奨されますが、アイスブレーカーはそれを否定しています。理由は、多くのおしゃれ着用洗剤には柔軟剤が含まれるためです。
2. 柔軟剤は使わない
こちらも、公式ケアガイドに明記されています。
繊維をコーティングする柔軟剤はウール繊維の持つ通気性、吸湿・発散といった機能を低下させる可能性があるからです。
また、むしろ繊維の柔軟性が減じ、ふんわりした風合いが損なわれることも知られています。
3. 洗濯機で洗う(低温・中温の水+弱水流)
水温は30度以下。洗濯機の「ドライ」「手洗い」「ウール」コースなど、弱水流で洗いましょう。
アイスブレーカーは一般的なウールのケアとは逆のアプローチをしています。摩擦=完全NGではなく、時折ジーンズのような粗い生地と一緒に洗うことで毛羽立ちの原因となる短い線維を取り除けるとしています。
4. 吊るしNG、平干しで乾燥させる
メリノウールは濡れているときに伸びやすく、吊るすと形崩れの原因になります。風通しのよい日陰に平らに広げて自然乾燥させましょう。
こんな場合はクリーニングもおすすめ
アイスブレーカーの製品は基本的にセルフケアできますが、次のようなケースではクリーニングの活用も検討しましょう。
- やっぱり縮みが心配。洗うのが不安
- 季節の終わりにしっかりケアしたい
- 毛羽立ちを抑え、長く美しさを保ちたい
- 平干しする場所がない
特にアウターやミッドレイヤー、厚手のフリース系は、プロのクリーニングで整えると仕上がりが全然違います。
クリーニング店の選び方と相場
アイスブレーカーの公式メンテナンスサービスや提携クリーニング店はありません(2025年7月時点)。
セルフケアできることを打ち出すブランドのため、専門的なクリーニングを選ぶ必要はないでしょう。信頼できるクリーニング店なら、どこに出しても大丈夫です。
一般的なクリーニング店の料金の相場
| メリノウール製ベースレイヤー | 600円〜900円 |
| メリノウール製Tシャツ | 500円〜1,000円 |
| ウィンドブレーカー | 1,000円〜2,000円 |
| メリノウール製フリース | 1,000円〜5,000円 |
※リネットマガジン編集部調べ
丈の長さ、付属品の有無によって料金は変わります。依頼する時に不明点があれば必ず確認してください。
ブランドによる追加料金は発生する?
アイスブレーカーは、モンクレールやカナダグースのような高級ブランド料金が発生しにくいアイテムです。
避けたいクリーニング店の特徴
- 極端に安い
- 繊細な素材や特殊素材を、リスクの説明なく安請け合いする
- 店舗が乱雑、不衛生
- 質問に対する回答が曖昧
- 事故賠償制度が明示されていない
このようなお店は、衣類の取り扱いにも不安が残ります。できれば避け、信頼できるお店を選びましょう。
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受け渡しが自宅で完結
手持ちの紙袋や段ボールに詰めて玄関で渡すだけ。申し込みはアプリで行います。忙しい方、量が多い方、定期的なご利用がある方にはとてもおすすめです。
ウール素材も安心の扱い
高機能ウール製品の扱いに慣れたスタッフが、適切な洗剤・水温・乾燥工程で仕上げます。毛羽立ちや縮みも最小限に抑えられます。
アイスブレーカーの魅力は、天然素材の快適さと、アウトドアでも通用する機能性の両立にあります。
自宅でもケアできますが、縮み・形崩れが気になるなら、シーズン終わりだけでもプロに任せておくと安心です。
宅配クリーニング「リネット」は、様々なブランドのウール製品の実績があります。ブランド追加料金もなし。大事なメリノ製品を、長く心地よく着続けたい方におすすめです。
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