ユニクロの服は、価格だけでなくお手入れ方法も親切設計。なんと、カシミアもダウンもほとんどが自宅で洗える設計になっています。とはいえ、本当に自分で洗って大丈夫なのか、傷まないか不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
素材による取り扱いの注意点、クリーニングに出すべきかどうかのアドバイスを宅配クリーニングのリネットがまとめました。
目次
素材別に見る、ユニクロの服のお手入れとリアルなクリーニング事情
ダウンは本当に自宅で洗えるの?クリーニングするべき?
ユニクロのダウンは、ほとんどが自宅で水洗いできる設計です(一部にドライクリーニング指定のものがあるため、必ず洗濯表示に従ってください)。自宅洗濯可能な場合は、やさしく手洗いが推奨されています。
少し手間なのは、その後の乾燥です。ダウンウェアは水洗いすると中のダウンが偏って保温性が下がるため、ボリューム復元が必須です。乾燥機を使う場合は、一緒にテニスボールを2〜3個入れてボールに叩かせる方法が一般的です。自然乾燥の場合は、何度も振りさばいて偏りをなくします。
自宅に乾燥機がない、手ほぐしでベストな状態にできているのか心配という方は、クリーニングがおすすめです。実際に、リネットにはユニクロのダウンの依頼が非常に多く寄せられています。クリーニング店では大型の乾燥機を使い、適正温度で乾燥を行うため、ふわふわのボリュームが戻ります。
シームレスダウンはクリーニングに出すと壊れる?
クリーニングでも家庭洗濯でも、壊れる可能性があります。シームレスダウンは、ダウンパック(ダウンを区切る部屋)をミシンではなくポリウレタン接着剤で作っています。ポリウレタンは時間の経過とともに加水分解で脆くなる性質があるため、劣化した接着部分が摩擦に耐えきれず剥がれてしまうのです。加水分解は空気に触れているだけでも起こるため、洗濯をしていない新品でも発生することがあります。これはユニクロ製品に限らず、シームレスダウン全般に言える特徴です。
外見から劣化具合を判断できないことから、引き受けを断るクリーニング店もあります。また「何回までのクリーニングなら大丈夫」「この扱いなら壊れない」といった保証はできません。
ユニクロ側も「年月とともに劣化・剥離する特性がある」と説明しています。
製品化から数年経ったモデルの場合、いずれ剥離は起こる、製品寿命が短いのは仕様と理解しておきましょう。
カシミアは自宅で洗える?クリーニングに出すべき?
以前はユニクロのカシミアニットはドライクリーニング指定でしたが、最近ではウォッシャブル対応のアイテムも増えています。
実際に自宅洗いしている方もいますが、ダウン同様、人によるのが現実です。ウォッシャブル対応でも、カシミアが摩擦や熱に弱い素材である点は変わりません。繊維がウールより細いため、長持ちさせたいならプロによるクリーニングが安心です。仕上がりのふんわり感も、自宅洗いよりクリーニングが上回ります。
メリノウール・プレミアムラムウールは自分で洗うと縮む?
ユニクロのウール製品の多くは「手洗い可」「洗濯機可」と表示されており、自宅ケアが可能です。公式サイトのケアガイドにも洗い方が紹介されています。
ただし「洗濯可=トラブルが起きない」ではありません。毛玉、縮み、形崩れが起きる可能性はあります。洗い方を誤るとダメージにつながるため、自信がない場合や手間をかけられない場合は、無理せずクリーニングを利用すると安心です。
ブロックテックは自宅洗いとクリーニング、どちらがいい?
防風・防水・透湿・撥水性を備えたブロックテックは、自宅で手洗いできる製品が多いです。撥水性が落ちるのではと不安に思われがちですが、実は機能素材ほどこまめな洗濯が推奨されています。汚れの蓄積が性能低下の原因になるためです。
ただし、防水生地は扱いがやや難しいため、脱水トラブルなどの経験からクリーニングを選ぶ方もいます。自宅洗いが難しそうと感じた場合は、プロに任せるのもひとつの方法です。
また、撥水加工の再施工を目的にクリーニングを利用するのもおすすめです。リネットの撥水オプションは、水だけでなく泥汚れや花粉も弾く高機能仕様。定期的なメンテナンスに適しています。
ユニクロをクリーニングに出した場合の料金相場
代表的なアイテム別に、一般的なクリーニング店での料金目安をご紹介します(リネットマガジン編集部調べ、2025年11月現在)。
| ダウンジャケット(ミディアム丈) | 2,500〜3,500円 |
| ダウンジャケット(ロング丈) | 3,000〜5,000円 |
| カシミアセーター | 1,000〜1,800円 |
| メリノウールセーター | 1,500〜2,000円 |
| 感動ジャケット | 1,000〜1,500円 |
| 感動パンツ | 500〜1,000円 |
| ブロックテックパーカー | 1,000〜2,000円 |
シルクや毛皮などの高級素材、ライナーやベルトなどの付属品がある場合、追加料金が発生することがあります。
ユニクロを出すならリネットがおすすめ
宅配クリーニングなのに仕上がりが早い
リネットは宅配クリーニング専門店です。納期は最短2日(※)。冬物アウターやスーツもすぐ戻るため、シーズン中でも気軽に利用できます。ユニクロのようなデイリーウェアにも最適です。
※プレミアム会員の場合。素材により前後することがあります。
※ダウンは最短5日後届けとなります。詳しくは料金表もご覧ください。
ユニクロの取り扱い実績が豊富
ダウンジャケット、ウール、カシミアのコートやニットなど、取り扱い実績が豊富です。職人が温度、洗剤、乾燥時間、プレス圧を適切に調整し、ふんわり感のある仕上がりを実現します。
安心保証と無料サービス
受け取りから30日以内なら再仕上げ無料。不満があった場合の返金制度、再購入費を最大10万円まで補償する事故賠償制度など、安心への取り組みを行っています。
さらに毛玉取り1分無料、検品時に見つけたシミは無料で可能な限り対応します。
ユニクロのダウンを今は着用中で、すぐには出せない方へ
真冬はユニクロのダウンを頻繁に着るため、「今はクリーニングに出せない!」という方も多いと思います。
ただ、春先に一斉に出すタイミングで慌てないためにも、信頼できるクリーニング店だけは今のうちに決めておくと安心です。
また、急に寒くなって着始めたけれど、臭いや汚れが気になったり、ダウンが潰れ気味であまり暖かくならなかったりして、「やっぱり今すぐ出したいな…」という方には、リネットのプレミアム会員サービスを利用すれば最短5日後のお届けも可能です。
ご自身のタイミングに合わせて、無理のない方法を選んでみてください。
手洗い・洗濯機洗い可の表示があれば、自宅で洗ってみても問題ありません。ただし、洗濯表示に従って扱うことが大切です。「ユニクロだから大丈夫」「ウォッシャブルだから安心」というわけではありません。
実際には、ウォッシャブル製品でもユニクロのダウンやカシミアの依頼は多く寄せられています。仕上がりを重視したいもの、素材的に難しいものは無理をせずクリーニングへ。家庭洗濯よりも、ダメージを抑えつつ美しく仕上げられる点がプロの強みです。
シーズン終わりのリセット洗い、センタープレスの復元、撥水加工の再施工など、目的に応じたクリーニング活用も賢い選択です。ぜひリネットをお試しください。
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