ハリスツイードは、スコットランドのアウター・ヘブリディーズ諸島で織られる100%ピュアウールの手織り生地のブランド。独特の風合いと温かさが特徴です。この特別な生地を使った服を長く愛用するためのお手入れ方法と、クリーニング店の選び方や料金相場を解説します。
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ハリスツイードの特徴とお手入れのコツ
ハリスツイードとは生地のこと
ハリスツイードとは、スコットランドのアウター・ヘブリディーズ諸島で作られた毛織物のうち、特定の条件を満たしたもののこと。これはロロ・ピアーナやゼニアのように、生地メーカーの名前ではありません。「松阪牛」や「今治タオル」のような地域ブランドの総称で、複数の工房が生産に参加しています。この生地が、ヴィヴィアン・ウエストウッドからナイキまでさまざまなブランドに提供され、製品となるわけです。
羊の飼育、紡績、染色、製織まですべての工程が島内で行われ、現在も職人の手織りによって織られています。そのため、流通量が少なく高価。厚みがあり、温かく、独特の風合いが魅力です。オーブマークの認証ラベルが付いたものだけが正規のハリスツイードと認められます。
ハリスツイードは、ドライクリーニング推奨
ハリスツイード協会によると、品質を保つためにクリーニング店でのドライクリーニングが推奨されています。家庭での水洗いが完全に否定されているわけではありませんが、「ウール用の優しい洗剤を使った慎重な手洗いも可能」としながらも、「裏地が異素材の場合は注意が必要」「大きなシミはプロのドライクリーニングに任せるべき」と注意を促しています。大半のアイテムがドライクリーニング推奨と考えてよさそうです。
自宅でできるハリスツイードのケア
自宅での洗濯は基本的に避けてください。
ハリスツイード協会は「本格的に洗う前に、屋外で風通しするだけでも臭いが抜け、リフレッシュできることもあります」としています。着たらすぐにクローゼットに入れず湿気を飛ばす、ブラッシングで埃を払うというケアの基本を守りましょう。
形崩れを防ぐには、厚みのあるハンガーを使うのも有効です。
ハリスツイードを出す時のクリーニング店の選び方
一般的なクリーニング店で大丈夫
ハリスツイードは丈夫なウール生地のため、ブランド専門のクリーニング店でなくても、一般的なクリーニング店で十分に対応可能です。ウール洗いの知識や技術は、一般的なクリーニング店ならどこでも持っているものです。納期も早くコスパもいい一般的なクリーニング店が現実的です。
信頼できるお店の見分け方
リスクがある場合にちゃんと説明してくれるかが信頼度の指標です。あまりに安すぎるお店や、清潔感のないお店は避けましょう。また、万一の時の賠償制度を明示しているかどうかも重要なチェックポイントになります。
クリーニング料金の相場
一般的なクリーニング店の料金相場は以下の通りです(編集部調べ)。
| ツイードジャケット | 2,000〜3,500円程度 |
| ツイードコート | 4,000〜7,000円程度 |
| ツイードハット | 1,500〜3,000円程度 |
※リネット編集部調べ(2025年11月現在)。素材や付属品の有無によって変動します。
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実績が豊富
さまざまなブランドが使用している生地ということもあり、ハリスツイードの取り扱い実績が多数あります。ざっくりとした独特の風合いを損なうことなく、ふっくらと美しい仕上がりでお戻しします。
無料で毛玉取り&染み抜き
毛玉取りは1分間無料。染みは見つけたものはできるだけきれいにしてお返ししています。他店ではどちらもオプション料金の場合もあるため、お得です。
暖かく味のあるハリスツイードの衣類は、特別な存在。正しいケアを行って、風合いを長く保ちましょう。脱いだ後はブラッシングや風通しをし、定期的にクリーニングへ。
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