洗濯のお悩み

カビは秋に多い!衣類のカビを防ぐおうちケアとクリーニングQ&A

2022年10月11日

カビというと梅雨や夏場…と思っていませんか?カビが発生しやすいのは温度20〜30度、湿度70〜80%以上。暑い夏よりも暑さが和らぐ“秋”のほうが、カビにとっても過ごしやすい季節なんです。

去年の冬から洗っていない衣類があったら要注意。いざ着ようと思ったらカビだらけ…なんてことも。

ということで今回のテーマはカビ!

カビに詳しい、株式会社衛生微生物研究センターの李 新一さんにカビの発生する原因をお聞きし、それをもとにリネット流の衣類のカビを予防するおうちケアやクリーニング、保管のコツについてまとめました。

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服のカビの原因は?秋はカビが過ごしやすい季節!

カビが発生しやすいのは、気温20〜30℃、湿度70〜80%以上。東京の気温と湿度を例に見ると、これに当てはまるのが6〜7月の梅雨時期と、9〜10月ごろ。秋は台風の季節でもあり、湿度が高いという点も梅雨時期と重なります。

ただ、気温と湿度が高いだけでカビが発生するわけではありません。カビが発生しやすいのは、汚れ × 水分 × 気温という条件がそろったとき。

汗や雨に濡れた衣類をよく乾かさずにしまっていたり、衣類を洗わずに気温や湿度が高い状態で長期間保管しているとカビの発生リスクが高まります。条件にもよりますが、早くて数日から数週間でカビが発生することも。

さらに、濡れた衣類が密閉された空間に入っているとクローゼット全体の湿度が上がり、カビが発生しやすい環境になってしまうので、生乾きの衣類は要注意!

また、汚れの中でもカビが好むのは、タンパク質と糖質。気がつかないうちに飲み物や食べ物、皮脂の汚れなどがついている服はカビの発生リスクを高めるので気をつけて。

衣類のカビはうつる?カビが生えやすい「濡れ」「汚れ」から服を守ろう

一度衣類にカビが生えてしまうと繊維の奥まで入りこんでしまうため、カビを落とすことが難しくなります。洗ったあと「落ちた」と思っても、少し経つとカビが再発生してしまうことが。

服のカビ対策1:衣類のカビは予防が大切!生えると落とすのが難しい

また、目には見えていなくてもカビが発生していることもあり、カビが生えた衣類から他の衣類に“カビうつり”してしまうこともあります。まずは、カビを発生させない日ごろの衣類ケアが重要です!

衣類をカビから守るには、カビの発生条件である「汚れ×水分×気温」の汚れと水分を取り除くこと。衣替えなど衣類を長期間保管するときは、一度でも袖を通したらきれいに洗って汚れを落とし、しっかり乾燥させてから収納するのが鉄則です。

服のカビ対策2:衣類の汚れを落とすには「粉末洗剤」「すすぎ2回」がおすすめ

お洗濯アンバサダー近藤さんによると、「衣類の汚れを落としたいなら、皮脂汚れに強い、弱アルカリ性の粉末洗剤を使うのがおすすめです。液体洗剤やキューブ型洗剤は中性のものが多く、汚れを落とす力が弱いためです。
また、すすぎ1回モードや時短モードだと汚れがしっかり落ちないので、すすぎは2回するようにしましょう」

服のカビ対策3:クローゼットは週1回の換気が理想

近藤さん「さらに保管環境も大切です。湿度が高くなるとカビが発生するリスクが高まるため、週に1回を目安に換気するのが理想。除湿剤を使ったり、扇風機の風を数分程度当てて湿気を取るのもおすすめです」

服のカビ対策4:クリーニングで見えない汚れもきちんと落とす

ただ、家庭用の洗濯機や市販の洗剤では衣類の見えない汚れまで落とすのには限界も。自宅で水洗いできないアウターやジャケットはもちろん、お気に入りの服はプロのクリーニングにおまかせすると安心です。

でも、クリーニングは服の持ち運びが大変、取りに行く時間がもったいない…など、意外と手間がかかるもの。わざわざクリーニング屋に行くのは面倒という方には、宅配クリーニング「リネット」をおすすめします。

リネットの使い方はとっても簡単!ネットで、集荷・受け取りの時間帯を選ぶだけ。家から一歩も出ずにクリーニングができるんです。

また、リネットではオプションサービス「しっかり秋カビ対策コース」も期間限定でつけられます。

人気のオプションをセットにしたスペシャルコースです。

  • ディープクレンジング仕上げ(1,100円)
  • 銀イオン抗菌防臭仕上げ(660円)
  • そのまましまえる防虫・防カビ不織布カバー(297円)

通常のクリーニングに加え、カビの原因となる皮脂などの油性の汚れから、汗や飲み物などの水溶性の汚れまでしっかり落とせてカビ予防に!

高濃度の銀イオンを配合した消臭剤を使い除菌・抗菌・消臭効果もプラスされているので、汚れも臭いもきれいになります。

クリーニング後は湿気のこもらない不織布カバーに入れてお届けするので、そのままクローゼットにしまえて、ほこりからも衣類を守ってくれます。

この冬着る予定のアウターはもちろん、これから保管する夏物のケアにもおすすめです。

ぜひご利用くださいね!

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秋も油断せずに、服のカビ対策を徹底しよう

  1. 衣類が濡れたまま収納するのはNG
  2. 汚れを落とし、しっかり乾かしてから収納する
  3. 保管場所も定期的に換気する

カビは、アレルギー性鼻炎や気管支喘息などさまざまなアレルギー症状を引き起こすアレルゲンの一つにもなります。

カビについての監修/株式会社衛生微生物研究センター 李 新一さん
アドバイス/お洗濯アンバサダー 近藤さん

撮影/sono

秋カビに関するQ&A|衣類がカビやすい季節の疑問まとめ

ここでは「秋カビ」に関するよくある疑問をQ&A形式でまとめました。カビが発生しやすい季節や衣類の予防法など、本文で紹介したポイントをわかりやすく整理しています。

Q. カビが発生しやすい季節はいつですか?

A. 気温20〜30℃・湿度70〜80%以上になる梅雨(6〜7月)と秋(9〜10月)が特にリスクが高いです。秋は台風や秋雨で湿度が上がるため、特に注意が必要です。

Q. 秋にカビが増えるのはなぜですか?

A. 秋は気温が20℃前後で湿度も高く、カビの好む条件がそろいやすいからです。夏より秋のほうが発生しやすいケースもあります。

Q. 衣類にカビが生える原因は何ですか?

A. 汚れ・水分・気温の3条件がそろったときに発生します。汗や皮脂、食べ物の汚れが残ったままや、生乾きで収納した衣類は特にカビやすいです。

Q. 衣類にカビが生えたらどうなりますか?

A. 繊維の奥に入り込むため落とすのが難しく、再発することがあります。また、見えない状態でも他の衣類に“カビうつり”するリスクがあります。

Q. 自宅でできる衣類のカビ予防法は?

A. 一度着た服は必ず洗ってから収納し、しっかり乾燥させることが大切です。週1回程度のクローゼット換気や除湿剤の使用も効果的です。

Q. 洗剤はどんなものを使えばよいですか?

A. 皮脂汚れに強い弱アルカリ性の粉末洗剤がおすすめです。すすぎは必ず2回行い、汚れを残さないことが重要です。

Q. クローゼットのカビ対策には何をすればいいですか?

A. 換気を週1回は行いましょう。除湿剤や扇風機で湿気を取り除くのも効果的です。

Q. 自宅の洗濯だけで十分ですか?

A. 自宅の洗濯では落としきれない見えない汚れがあり、再発の原因になります。特にアウターやジャケットはクリーニングがおすすめです。

Q. カビは健康に影響しますか?

A. はい。カビはアレルギー性鼻炎や気管支喘息などを引き起こす要因の一つです。衣類にカビを生やさないことは健康面でも重要です。

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  • この記事を書いた人

リネットマガジン編集部

リネットマガジンの編集・執筆担当。面倒くさがりの「ナマケモノ」ゆえに、効率よく省エネで生きることには熱心。 お洗濯がメンドクサイと思っている仲間のために、「時短で、ラクに、キレイになるリアルに使える洗濯術」を紹介しています。

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