衣類

オーラリーのコートは自宅で洗える?カシミヤの正しいお手入れと料金相場

オーラリー(AURALEE)のコートは、希少なホワイトカシミヤやベビーアルパカ、エクストラファインラムウールなど、日本屈指の生産背景で作り込まれた上質な素材が特徴です。カシミヤ100%のトレンチコートに代表される「上質な軽さ」は、他ブランドでは代えのきかない魅力です。

その分、扱いを誤ると縮みや毛羽立ち、光沢の劣化につながります。この記事では、オーラリーのコートを長く美しく着るために、自宅で洗えるかの見極め方、素材別のケアの注意点、そしてクリーニングの料金相場と失敗しないお店の選び方を、クリーニング師の監修のもとで解説します。

お急ぎの方はリネットのコートクリーニングもご覧ください。

オーラリーのコートは自宅で洗える?基本はクリーニングへ

結論から言うと、オーラリーのコートは基本的にクリーニングに出すのが安全です。多くのモデルでドライクリーニング指定になっており、家庭での水洗いは避けるのが無難です。

カシミヤ100%のトレンチコートは家庭洗濯NG

オーラリーのカシミヤ100%トレンチコートは、柔らかい肌触りとしっとりした質感、ほのかな光沢感が魅力です。総裏地付きで作りも繊細なため、家庭で洗うと立体感が損なわれます。

カシミヤの繊維表面には、スケール(うろこ)と呼ばれるうろこ状に重なった層があります。水を含んだ状態で揉み作用などの摩擦が加わると、このスケールが開いて絡み合い、二度と元に戻らなくなります。これがウール・カシミヤ特有の縮み(フェルト化収縮)で、生地が硬くなったり風合いが失われたりする原因です。カシミヤはウールに比べてスケールが少ないため、フェルト化のリスクは低いです。また、毛の芯に「毛髄」がなく非常に柔らかい反面、形崩れしやすくコシを失いやすいという特性も持っています。

家庭での水洗いはもちろんのこと、プロのドライクリーニングであっても、溶剤中の水分管理や機械力が不適切だとフェルト化を引き起こすリスクがあります。そのため、洗濯表示に手洗い可のマークがある場合でも、シルエットや風合いを保ちたい大切なコートは、実績の豊富なクリーニング店に任せるほうが安心です。

ウール混・カシミヤ混のコートも基本はドライ

オーラリーには、コットンウールカシミヤやエクストラファインラムウールを使ったコートもあります。これらも基本はドライクリーニング指定です。ウール混率が高いほど、家庭洗濯での縮みや毛羽立ちのリスクが上がります。

洗濯表示の見方

洗濯おけ(手桶)のマークがあれば家庭での水洗いが可能、そのマークに×が付いていれば水洗い不可です。オーラリーは素材ごとに指定が細かく異なるため、必ずタグの表示を確認してください。

オーラリーのコートで気をつけたい3つのポイント

上質な素材を長く保つために、日常のケアと洗濯で気をつけたいポイントを整理します。

摩擦による毛玉と毛羽立ち

カシミヤやベビーアルパカは、摩擦で繊維が絡み合って毛玉ができやすい素材です。バッグの持ち手が擦れる肩、腕を組んだときに擦れる袖口、椅子の背に当たる背中側などが特に注意ポイントです。

洗濯時の摩擦も毛玉の大きな原因になります。表示に手洗い可のマークがあっても、家庭で洗うと毛玉ができやすくなるため、慎重に判断してください。

縮みと風合いの変化

カシミヤは繊維が細いぶん、水と熱の影響を強く受けます。お湯や強い水流で縮み、ふんわりとした風合いが失われます。一度縮んだ繊維を家庭で元に戻すのはほぼ不可能です。

立体シルエットの形崩れ

コートは面積が大きく、水を含むと重くなります。濡れたままハンガーに吊るすと、自重で肩や身頃が伸びて形崩れします。オーラリーの立体感やドレープを保ちたいなら、家庭での吊り干しは避けたほうが安全です。

オーラリーのコートのクリーニング料金相場

オーラリーのコートは、1着で数万円から二十数万円まで、価格帯に幅があります。カシミヤ100%トレンチのような特別な一着は、クリーニング代を惜しむより、確実な仕上がりを選びたいところです。

コートのクリーニング料金の一般的な相場は、1点あたり2,000〜2,500円前後です(リネット調べ)。カシミヤ100%のように素材のグレードが上がると、専門店では料金も上がる傾向にあります。

リネットの場合、コート・ニットコートが1点2,390円(税込)〜です。ブランドによる追加料金はかかりません。ただし素材や付属品によっては追加料金が発生し、デリケート素材や装飾品は+240円、フェイクファー・ボア素材は+1,100円、取り外し可能な付属ライナーは+240円です(いずれも税込)。

より丁寧な仕上がりを求めるなら、以下の追加オプションも選べます。

  • 匠の手仕上げ(+690円)

    職人が1点ずつ手作業で仕上げます

  • ふんわり上質仕上げ(+690円)

    繊維をふっくら整える仕上げ

  • プロにおまかせ(+1,290円)

    素材に合わせた最適な工程をお任せ

オーラリーのカシミヤトレンチのように「絶対に失敗したくない一着」には、匠の手仕上げやふんわり上質仕上げのオプションを添えると安心です。

長く着るための日常ケアと保管【クリーニング師監修】

上質な素材ほど、日々の小さなケアが寿命を左右します。

  1. 着用後はブラッシングをする。

    ホコリや花粉を落とすことで、汚れの蓄積と毛玉を防ぎます。カシミヤ・ウールは繊維の向きに沿って、柔らかい獣毛ブラシで軽く。強くこするのは厳禁です。

  2. すぐにしまわず、風通しのよい場所で休ませる。

    一日着たコートには湿気がこもっています。厚みのあるハンガーにかけ、風を通してからクローゼットへ。毎日同じコートを着続けず、1〜2日おきに着用すると生地が休まります。

  3. 毛玉は引っぱらず、専用の道具で処理する。

    手で引き抜くと繊維を傷め、穴の原因になります。毛玉取り器やブラシで、生地を傷めないように取り除きましょう。

  4. クリーニング後はビニールカバーを外して保管する。

    カバーをかけたままにすると湿気がこもり、カビやニオイの原因になります。また、ビニールカバーの中に大気中の汚染ガス(窒素酸化物)が滞留すると、染料が分解して変退色を起こす「ガス変色」の原因にもなります。形に合ったハンガーに吊るし、クローゼットに詰め込みすぎないようにしましょう。カシミヤやウールなどの高級天然繊維は衣類害虫の好物なので、虫食い防止に防虫剤を正しく使用することも大切です。

  5. 衣替えでまとめて預けるなら保管サービスを。

    かさばるコートは、パック制でまとめて出せる「プレミアムクローク」が便利です。カシミヤやベビーアルパカのような繊細な素材ほど、24時間空調管理された環境での保管が向いています。

リネットには使い方に合わせて2つの保管サービスがあります。1点から好きなタイミングで出し入れするなら「リネットクローク」(プレミアム会員限定のオプション)、衣替えで5点・10点・15点をまとめて預けるなら「プレミアムクローク」。どちらも24時間空調管理されたアパレル基準の環境で保管します。

プレミアムクロークとリネットクロークの違い

オーラリーのコートは宅配クリーニング「リネット」がおすすめ

「大切な一着だからこそ、家庭で洗って失敗したくない」「毎シーズンきれいな状態で着続けたい」という方に、宅配クリーニングのリネットが便利です。

  • ブランドによる追加料金なし

    オーラリーの上質なコートも、標準料金内でお預かりします。ただし、購入価格が1点あたり50万円を超えるお洋服はお預かり対象外となるためご注意ください。

  • カシミヤ・ウールの取扱実績が豊富

    職人が温度、洗剤、乾燥時間、プレス圧を細かく調整し、素材のふんわり感を保った仕上がりに整えます。毛玉取りは1分無料、簡易染み抜きも無料です。

  • 仕上がりに満足いかなければ再仕上げ

    受け取りから30日以内なら再仕上げ無料です。再仕上げをご希望の場合は、必ず着用される前に、お洋服にリネットのクリーニング番号タグまたは予備タグが付いた状態でお申し出ください(試着程度のごく短時間の着用まで)。万が一のトラブルにも補償制度(クリーニング事故賠償基準)で対応します。

  • 便利な保管オプション「リネットクローク

    クリーニング後にそのまま預けておけるので、クローゼットが手狭でも1点から好きなタイミングで出し入れできます。次に着たいときに取り寄せられる、もうひとつのクローゼットとして使えます(プレミアム会員限定)。

  • 宅配だから持ち運びの手間なし

    かさばるコートを持って店に行く必要はありません。お手持ちの紙袋や段ボールで出せるので、専用ボックスの配送を待たずにすぐ発送できます。ご返却の際に無料でランドリーバッグをお届けしますので、2回目以降はそちらを使うと快適です。

※染みが広範囲についていたり、染み抜きをすることで生地を傷めてしまう恐れがあるものは、染み抜きを控える場合があります。
※毛玉や毛が完全にとれている状態をお約束するものではありません。
※商品の風合いや生地に影響を与える可能性があると判断した場合は、毛玉取りを行わない場合があります。

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よくある質問

オーラリーのカシミヤコートは自宅で洗えますか?

おすすめしません。オーラリーのカシミヤ100%トレンチをはじめとするコートは、多くがドライクリーニング指定です。洗える表示がある場合でも、カシミヤは水と摩擦でフェルト化収縮を起こして縮むリスクが高く、家庭洗濯ではふんわりとした風合いが失われがちです。シルエットや風合いを保ちたいならクリーニングに任せるほうが安心です。

オーラリーのコートのクリーニング料金相場は?

一般的な相場は1点2,000〜2,500円前後です(リネット調べ)。リネットではコート・ニットコートが2,390円(税込)〜で、ブランドによる追加料金はかかりません。より丁寧な仕上がりを求めるなら、匠の手仕上げやふんわり上質仕上げ(各+690円)などのオプションも選べます。

カシミヤコートの毛玉はクリーニングで取れますか?

多くのクリーニング店で毛玉取りに対応しています。リネットでは毛玉取りを1分無料で行っています。ただし、毛玉や毛が完全に取れる状態をお約束するものではありません。日常的には毛玉取り器やブラシで、生地を傷めないように取り除きましょう。

オーラリーのコートはどのくらいの頻度でクリーニングに出すべきですか?

目安はワンシーズンに1回、着用後のしまい洗いです。カシミヤやウールは、汗や皮脂を残したまま長期保管すると酸化して黄ばみやニオイ、虫食いの原因になります。汚れが定着する前に落とすことが、大切な一着を長く楽しむコツです。

大切なオーラリーのカシミヤトレンチ、保管はどうすればいい?

クリーニング後はビニールカバーを外し、通気性のあるカバーで保管してください。ビニールをかけたままだと湿気やガス変色の原因になります。カシミヤやウールは衣類害虫の好物なので、虫食い防止に防虫剤を併用してください。かさばるコートは、24時間空調管理された「プレミアムクローク」に預けると、クローゼットもすっきりし、カシミヤの風合いも保てます。1点から預けたい場合は「リネットクローク」も便利です。

オーラリーのコートは何着まとめて出すべきですか?

まとめる必要はなく、1着からお預けいただけます。ただし、シーズン終わりに複数の冬物アウターをまとめて預けたい場合は、パック制の「プレミアムクローク」を使うと、単品で出すよりトータルコストで有利になることがあります。

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  • この記事を書いた人

リネットマガジン編集部

リネットマガジンの編集・執筆担当。面倒くさがりの「ナマケモノ」ゆえに、効率よく省エネで生きることには熱心。 お洗濯がメンドクサイと思っている仲間のために、「時短で、ラクに、キレイになるリアルに使える洗濯術」を紹介しています。

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