衣類

タトラスのダウンは洗濯NG?失敗しないお手入れとおすすめクリーニング店

2025年9月16日

タトラス(TATRAS)のウェアは、洗濯表示に関わらずクリーニング店でのケアをおすすめします。メーカー指定の推奨クリーニング店はありません。

この記事では、なぜタトラスは自宅で洗ってはいけないのか、どのクリーニング店を選べばいいのか、料金相場はどのくらいか、失敗しないための選び方を、クリーニング師の監修のもとで解説します。

お急ぎの方はリネットのダウンクリーニング料金もご覧ください。

タトラスのウェアは自宅で洗わずクリーニングへ

タトラスはイタリアファッションのエッセンスと上質な素材が特徴です。その分、繊細な扱いが必要で、ご自身で洗うと取り返しのつかないトラブルになる可能性もあります。

自宅での洗濯はおすすめしません。なぜクリーニングに出すべきなのか、3つの理由を解説します。

表地に繊細な素材が使われる

アウトドアウェアのダウンの表地はナイロンやポリエステルが一般的ですが、タトラスではより上質感のある素材も多く使われています。

定番モデルであるドミッツィアーノ、サリン、ベルボにはシルク混やウール混のモデルがあります。ウールは、水を含んだ状態で揉み作用などの摩擦が加わると、繊維表面のスケール(うろこ)が絡み合って縮んだり硬くなったりします(フェルト化収縮)。

また、シルク(絹)は非常にデリケートな極細の繊維です。水分を含んだ湿潤状態で摩擦を受けると、繊維の表面が細かく裂けて白っぽく毛羽立つ「フィブリル化(白化現象)」を引き起こし、独特の光沢感や風合いが失われてしまいます。一度フィブリル化が起きると、風合いを元に戻すことはできません。

どちらの素材も熱や摩擦に弱いため、ほとんどがドライクリーニング指定です。

立体シルエットが形崩れしやすい

タトラスはイタリアらしいボディコンシャスな立体感も魅力です。これは繊細な縫製技術で生み出されており、購入時のような立体感を家庭の洗濯・乾燥で保つのは困難です。

コートは面積が大きく、水を含むと重くなります。濡れたままハンガーに吊るすと、自重で肩や身頃が伸びて形崩れします。また、水や物理的な揉み作用が加わることで、中の羽毛(ダウン)がキルティングの内側で絡み合って固まり、片寄ってしまう現象(中わた羽毛の片寄り・移動)も起こりやすくなります。せっかくの美しいシルエットやふんわり感を保ちたいなら、クリーニングに任せるほうが安心です。

高級品はプロに任せるのが安心

クリーニング店では、タトラスの素材や仕立てに合った最適な方法でケアします。大切な一着を長く美しく保つために、プロに任せましょう。

なお、タトラスのウールダウンコートやモッズコートなど、ダウン以外のアウターも基本的に同じ考え方が当てはまります。素材の繊細さと立体シルエットの観点から、自宅洗いではなくクリーニングをおすすめします。

ただし、プロのクリーニングに任せる場合でも注意が必要です。高密度に織られた生地や、防寒性の高いダウン製品は、洗浄液が内部に浸透しにくく、また抜けにくい特性があります。そのため、乾燥の段階で縫い目やステッチのキルティング部分に洗浄液(洗剤成分)が移動・集中し、濃縮されて輪ジミになる「際つき(残留染み)」という現象が、プロの現場でも発生することがあります。

また、水鳥のダウン(羽毛)の芯に残留している「毛髄(もうずい)」と呼ばれる成分が、クリーニング時の熱や水の影響で溶け出し、表面に染みとなって浮き出てくることもあります。お預けになる際は、あらかじめこれらの素材特性や不具合のリスクについて、お店と事前によく相談することをおすすめします。

タトラスを出せるクリーニング店と料金相場

タトラスは直営のクリーニングサービスを行っておらず、推奨クリーニング店の指定もしていません。

ネット検索では「タトラス クリーニング 公式|○○」のような紛らわしい表記が見られることがあります。タトラスに直営クリーニングはありませんのでご注意ください。

では、どのようなクリーニング店を選べばよいでしょうか。

1. ダウン専門のクリーニング店

ダウンに特化した洗浄・乾燥技術を持ち、仕上がりは上質です。ただし、価格は高めで納期も長めです。

料金の相場

ダウンジャケット(ミドル丈)の料金相場 6,000円~12,000円
納期 2~3週間

2. ハイブランド専門のクリーニング店

ブランドごとの特徴まで理解し、難素材やリペアにも対応しているお店が多いです。価格はブランドの価格帯に比例して割高で、納期も長めです。

料金の相場

ダウンジャケット(ミドル丈)の料金相場 8,000円~15,000円
納期 2~3週間

3. 一般的なクリーニング店

般的なクリーニング店でもダウンの特性に合わせた洗浄・乾燥を行うなど、品質は近年大きく進化しています。仕上がりと価格のバランスがよく、短納期です。

料金の相場

ダウンジャケット(ミドル丈)の料金相場 3,000円~5,000円
納期 3~7営業日

※相場料金はいずれもリネットマガジン編集部調べ(2025年9月現在)

※タトラスはダウンやフェザーを中綿に使ったモデルが主流のため、料金は「ダウンジャケット・ダウンコート」区分が該当します。非ダウンのウールコートなどをお持ちの場合は、コート・ニットコートのクリーニング料金もあわせてご参照ください。

結論:強いこだわりがないならコスパのよい一般クリーニングへ

強いこだわりがあり、より完璧な仕上がりを求めるなら専門業者へ。一定の品質で問題なく、価格や利便性も重視したい方には一般的なクリーニング店がおすすめです。

専門クリーニングは納期が長い傾向にあるため、利用はシーズン終わりに限られがちです。たまのスペシャルケアとして使い分けるのもよいでしょう。

タトラスをクリーニングに出すならリネットがおすすめ

ブランドによる追加料金がない

多くのクリーニング店では、ハイブランドのウェアに対して「特殊品」「高級品」などの追加費用が発生します。タトラスもその一つです。

リネットではブランドによる追加料金はありません。トータルコストでお得です。ただし、購入価格が1点あたり50万円を超えるお洋服はお預かり対象外となるためご注意ください。

再仕上げが無料

仕上がりにご満足いただけない場合、受け取りから30日以内であれば無料で再仕上げが可能です。再仕上げをご希望の場合は、必ず着用される前に、お洋服にリネットのクリーニング番号タグが付いた状態でお申し出ください(試着程度のごく短時間の着用まで)。

万が一のトラブルにも補償制度(クリーニング事故賠償基準)で対応します。

なお、保管付き宅配クリーニング「プレミアムクローク」をご利用の場合は再仕上げ期間が異なります(通常コース7日以内/Luxeコース30日以内)。詳しくはプレミアムクロークの再仕上げの申請についてをご覧ください。

便利な保管オプション「リネットクローク」

クリーニング後にそのまま預けておけるので、クローゼットが手狭でも1点から好きなタイミングで出し入れできます。かさばるタトラスのダウンやコートを、次に着たいときに取り寄せられる、もうひとつのクローゼットとして使えます(プレミアム会員限定)。

衣替えでアウターをまとめて預けたい場合は、パック制の「プレミアムクローク」が便利です。使い方に合わせて2つの保管サービスを選べます。詳しくはプレミアムクロークとリネットクロークの違いをご覧ください。

宅配だから持ち運びの手間なし

ボリュームのあるダウンは持ち込みも大変。リネットは宅配クリーニング専門店のため、ご自宅にいながら受け渡しができます。
お手持ちの紙袋や段ボールで出せるので、専用ボックスの配送を待たずにすぐ発送できます。

ご返却の際に無料でランドリーバッグをお届けしますので、2回目以降はそちらを使うと快適です。

タトラスを今は着用中で、すぐには出せない方へ

真冬から春先まで活躍するタトラスのダウン。「まだ寒いし、手放せない」という方も多いのではないでしょうか。

ただ、衣替えで一斉に出すタイミングで慌てないためにも、信頼できるクリーニング店だけは今のうちに決めておくと安心です。目立ちやすい襟元や袖口の汚れが定着する前に、暖かくなったらすぐ出せる準備だけはしておきましょう。

臭いや汚れが気になったり、ダウンが潰れ気味であまり暖かくならなかったりして、「今すぐ出したいけれど、数日ダウンがないのは困る」という方に向けて、宅配クリーニングを活用した賢い乗り切り方をご紹介します。

リネットのプレミアム会員なら、最短5日で手元に戻ります。数日間をうまく乗り切り、きれいになったダウンを迎えましょう。

ダウン不在の期間を乗り切る2つのポイント

① 天気予報で「気温が上がる日」を狙う

週間天気予報をチェックし、平均気温が上がりそうなタイミングを狙うのがおすすめです。屋内で過ごす時間が多い期間を選ぶのもひとつの方法です。

② レイヤード(重ね着)で調整

アウターが薄手になる場合は、インナーを1枚多く着たり、マフラーや手袋などで「首・手首・足首」を温めることで、意外と快適に過ごせます。

編集部
ラグジュアリーブランドの洗濯はプロに任せましょう。

リネットは価格・品質・利便性のバランスがそろっています。タトラスの洗濯実績も豊富で、ボリュームの復元にも高評価をいただいております。安心してお任せください。

さらに、シミや毛玉を取る無料サービスも行っています。特に指示がなくても、見つけたものはできるだけきれいにしてお戻ししています。ぜひご検討ください。

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タトラスのような高級ダウンは、どこに出すかが重要です。

リネットのLINEでは、出しどきの目安やお手入れの注意点など、迷わないための情報をお届けします。来春に出す予定の方も、今のうちに登録しておくと安心です。

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よくある質問

タトラスのダウンは自宅で洗えますか?

おすすめしません。タトラスは表地にシルク混やウール混の繊細な素材が使われているモデルが多く、水洗いすると縮み、毛羽立ち、形崩れなどが起こるリスクが高い素材です。多くのモデルがドライクリーニング指定です。洗濯表示に関わらず、クリーニングに出すのが安全です。

タトラスのクリーニング料金相場は?

ダウン専門店で6,000〜12,000円、ハイブランド専門店で8,000〜15,000円、一般店で3,000〜5,000円が目安です(ダウンジャケット・ミドル丈)。リネットではブランドによる追加料金はかかりません。

タトラスにメーカー指定の推奨クリーニング店はありますか?

ありません。タトラスは直営のクリーニングサービスを行っておらず、推奨クリーニング店の指定もしていません。「タトラス クリーニング 公式|○○」のような紛らわしい表記には注意してください。

タトラスのウールダウンコートやモッズコートも同じですか?

はい、基本的に同じ考え方が当てはまります。表地の繊細さと立体シルエットを保つ観点から、自宅洗いは避けてクリーニングをおすすめします。中綿がダウン/フェザーの場合は「ダウンジャケット・ダウンコート」料金、非ダウンのウールコートなどの場合は「コート・ニットコート」料金が該当します。

かさばるタトラスのダウンの保管に困っています。

クリーニングとあわせて預けられる保管サービスが便利です。リネットには、1点から好きなタイミングで出し入れできる「リネットクローク」(プレミアム会員限定)と、衣替えでまとめて預けるパック制の「プレミアムクローク」があります。

タトラスはどのくらいの頻度でクリーニングに出すべきですか?

目安はワンシーズンに1回、着用後のしまい洗いです。表地に皮脂や汗汚れが残ったまま長期保管すると、酸化して黄ばみやニオイの原因になります。汚れが定着する前に落とすことが、きれいに長く着るコツです。


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  • この記事を書いた人

リネットマガジン編集部

リネットマガジンの編集・執筆担当。面倒くさがりの「ナマケモノ」ゆえに、効率よく省エネで生きることには熱心。 お洗濯がメンドクサイと思っている仲間のために、「時短で、ラクに、キレイになるリアルに使える洗濯術」を紹介しています。

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