お気に入りのパタゴニアを長持ちさせる、お手入れのコツを紹介します。本来の機能を長持ちさせるためには定期的な洗濯やクリーニングが必要です。トレントシェル・ジャケット、ナノ・パフ・ジャケット、シンチラ・フリースなどのお手入れ方法、クリーニングに出した場合の料金を紹介します。
パタゴニアのアウターを長持ちさせるには、クリーニングがおすすめ。
カジュアルウェアとして愛用する方も多いですが、パタゴニアはれっきとしたアウトドアブランド。テクニカルウェアは機能性を維持するためにも正しくメンテナンスすることが必須です。
ご自宅でも洗濯できますが、場合によってはクリーニングも活用すると長持ちさせることができますよ!
目次
パタゴニアのアウターは自宅で洗える?
パタゴニアのウェブサイトの「製品のお手入れ方法」ページ冒頭には「防水性ウェアや中綿入りウェアも、通常の洗濯物と同様にご家庭で洗濯いただけます。」とあります。
特殊な生地(ワックスド・コットンなど)を除き、ほとんどの製品が水洗いできると考えていいでしょう。
パタゴニアのアウターを自宅で洗う時のコツ
実際に洗う際には、洗濯表示に従ってください。
また、ちょっとしたコツを知っていただくと長持ちし、仕上がりもよくなります。
1 定期的に洗濯する
汚れが付着すると、撥水性や透湿性が低下します。
特に、外でのアクティビティや雨天での使用時は、その都度洗濯することが推奨されています。
トレントシェルジャケットやフーディニジャケットも、アウターだからと言ってワンシーズン着っぱなしではなく、こまめに洗濯しましょう。
2 撥水性は熱を与えると復活する
撥水性が落ちてきたら、生地の表に熱を与えると一時的に復活します。乾燥機にかける、低温でアイロンをかける、ドライヤーで熱風をあてるなどを試してみましょう。
表面についた汚れも撥水性が落ちる原因となるので、必ず洗濯もしてください。
トリオレット・ジャケットやトレントシェルジャケットだけでなく、バギーズショーツも撥水機能製品です。
3 ダウンはテニスボールでフワフワになる
洗濯後、乾燥機にかける時に新品のテニスボール2~3個を一緒に入れ、低温または冷温で乾燥させます。
テニスボールがダウンを叩くことでダウンの偏りがなくなり、ふっくら仕上がります。
100円ショップにも専用のランドリーボールが売られていますし、靴下を固く丸めた靴下ボールでも同様の働きを得ることができます。
自宅で洗うと失敗することもある?
パタゴニアのサイトには自宅で手入れ可能とありますが、実際は難しいと感じる方もいるようです。
防水ウェアは、脱水時に洗濯機の自動停止機能が働いて止まってしまうことがあります。タオルを入れてバランスを取ったり、手で絞って軽くしたりと、偏りをなくす作業がちょっと面倒です。
化学繊維やダウンは熱に弱いので、撥水性の復活を狙ってアイロンやドライヤーをかける際、温度を間違えると取り返しが付かないダメージになることも。
ダウン乾燥時のテニスボールはパタゴニアが勧めている方法ではあるものの、ダメージが気になるという方もいるようです。
最初からプロにお任せなら、そうしたストレスがありません。
大事なパタゴニアのウェアは、クリーニングが安心
クリーニング店も洗濯表示に従って洗いますが、素材ごとに適切な洗剤、水温、乾燥温度、仕上げ方法を組み合わせるのがプロの技です。
汚れは落としつつ、最もダメージが少ない方法で洗うので、クリーニングを利用すると洋服が長持ちします。
オプションで仕上がりを格上げできるのもクリーニング店のメリット。
熱を与えても撥水効果が復活しなくなったアウターやダウンは、クリーニング時に撥水加工を付けるのがおすすめです。
専門店と一般的なクリーニング店は、どっちがいい?
ほとんどのパタゴニアのウェアは、専門店ではなく一般的なクリーニング店に預けても大丈夫です。
パタゴニアのメーカーサイトにあるように、自宅でもメンテナンスできる素材が多いためです。
例外は、オイルドコットン(パタゴニアでは、ワックスド・コットンジャケットが該当します)のような、洗うと変質してしまう素材です。パタゴニアのワックスド・コットンジャケットは洗えますが、手洗い後にワックスの塗り直しが必要です。一般的なクリーニング店では断られることがあります。
宅配クリーニングと街のクリーニング店なら、どっちがいい?
それだけでは品質を判断できないので、仕上がりで見極めてください。
クリーニング店には、受付と工場が一体となっているユニット店、店頭では受け渡しのみ行って洗濯は工場で行う取次店があります。
さらに、取次店には、自社工場を持つクリーニング店と、提携工場に委託するクリーニング店に分かれます。
いずれの形態でも、工場の品質はどのように管理しているかによります。ユニット店だからよい、自社工場だからよい、委託だから悪いということにはなりません。
極端に安いところは、避けた方が無難でしょう。クリーニングは、省人化に限界があるサービスだからです。
一枚一枚汚れをチェックし、形や素材の異なる洋服をきれいに仕上げるには、どうしても人の目と人の手が必要です。いずれかの工程を簡略化しないと、経費を削るには限度があります。
実績や口コミを調べたり、相談時の返答内容から専門性を確認することも判断の助けになります。
パタゴニアのアウターの、クリーニング料金の相場
ウィンドブレーカー | 1,000〜2,500円 |
ダウンジャケット | 2,500〜5,000円 |
フリースジャケット | 650〜1,800円 |
レインジャケット | 1,000〜2,000円 |
※リネットマガジン編集部調べ(2025年6月現在)
トップスなのかジャケットなのか、ミドル丈なのかロング丈なのかといった判定はクリーニング店によります。また、革などの高級素材を使っている衣類だと料金が高くなることが多いです。不明点があれば、必ず確認しましょう。
パタゴニアのウェアをクリーニングに出すと、ブランド料金はプラスされる?
一般的なクリーニング店では、対面式の店頭でも、宅配クリーニングでも、ブランド料金はないことが多いです。
リネットは、どんなブランドでも追加料金はありません。
パタゴニアのアウターをクリーニングに出すならリネットがおすすめ
満足できなければ無料で再仕上げ
受取から30日以内に連絡すれば、無料で再仕上げをしてもらえます!それでも仕上げに納得できない場合は、返金も受けられます(受取から14日以内に連絡)。
保障が手厚くて安心
取り返しの付かないダメージが出る、紛失するなど、万一の事故の時には再購入価格が100%保障されます(購入金額10万円以下の洋服の場合。受取から30日以内に連絡)。
ほとんどのクリーニング店は、全国クリーニング生活生成同業組合連合会の「クリーニング事故賠償基準」に準拠しているので、使用年数によって経年劣化分を割り引いて現在価値を算出します。
たとえば、3年前に5万円で購入したダウンジャケットの場合、30~42%の補償割合、つまり16,000円~21,000円の補償になることが一般的です。とても足りませんよね。
100%保障をしているところは少ないです。
大事な洋服は、リネットが安心です。

ご自身でのお手入れに自信がない方、できるだけ長持ちさせたい方はクリーニングをご利用ください。
リネットでは、勝手にシミ抜きサービス、毛玉取り1分サービスが無料で付いてきます!
どのパタゴニアのウェアも、ブランドによる追加料金はありません。安心してお任せください。